知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

記録の保管庫としてEvernoteを再稼働

今年の方針の1つとして、「記録を取ってレビューをする」を挙げていて、躓いたり転んだり?しながらなんとか色々記録を取ることを試みている。習慣として根付いていないものをやろうというのであるから、ついつい忘れがちで空白期間に悩まされたりもしているけれど。

で、記録したものをレビューしようと思えば、その保管場所がちゃんとできれば一箇所に用意されている方がいいに決まっている。そして、それにはうってつけのEvernoteというサービスがあり、私はなんと2011年の5月に既にプレミアム会員になっているのだった(汗)。勢い込んで(かどうか今となっては定かでないが)始めたものの、何がしたかったのかが途中でよく分からなくなり、ほこりをかぶっておそらく2年くらい放置されていたのではと推測。

で、これを再稼働させようと思って、iPadのアプリやWinデスクトップクライアントを見てみたら、あまりの進化ぶりに呆然となり(笑)、これなら使えるかもしれないと心強く思ったのだった。

とはいえ、また目的とか使い方とかを見失うと二の舞なので、使い倒している人々の書かれたものをいろいろ読んでみた。

たった一度の人生を記録しなさい  自分を整理・再発見するライフログ入門

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EVERNOTE「超」知的生産術

EVERNOTE「超」知的生産術

圧巻だったのは、上記の後者の著者である倉下氏のブログにあるEvernoteリンク集。かなり昔からの記事でもあるし、厳選セレクトだけでもいいかと思いつつ、文体が好みで引き込まれたこともあり、結局全部読んだ。おかげで、Evernoteがどういう性質を持っていて、どんな使い方が可能で、そして、自分がどういう使い方をしたいのかのぼんやりした方向性も見えたと思う。

一番腑に落ちたのは、これまでモヤモヤしていた「ノート」と「ノートブック」の区別というか性質というかで、「ノート」が情報カードだと言われて今までのどんな説明より腹に落ちた。懐かしの(って現存するけど)京大式カードとか。大学時代の卒論準備とかで使っていたことをすっかり忘れていたけど思い出したよ。

とはいえ、情報カードを見たことも聞いたこともないだろう息子1号@最近Evernoteを使いだした には、

ノートはルーズリーフの1枚1枚で、ノートブックはバインダ。ノートブックスタックは、バインダを入れるファイルボックス。タグはポストイット。

と説明したけど。

ともあれ、過去の遺産がくちゃくちゃになっているのはとりあえず墓場というか見えないところに片づけて(それこそスタックの中に入れた)、新しくいくつかのノートブックを作り、情報の流れをここに集めるように試行中。毎日のレシートはとりあえず全部スキャンして「レシート」ノートブックに放り込む。瞬間日記は1日ごとにまとめてメールして「Lifelog」ノートブックへ。WebクリッピングはExtentionを使ってとりあえず「Clipping」ノートへ(後から分類)。

大きな変化は、どこかに出かけるときの案内や乗り換え情報をまとめて1つのノートブックに入れるようにしたこと。これまでいちいち全部印刷して持ち歩いていた(上に、出がけに印刷してよく忘れていた)。1か所にまとめるって、安心度高い。

まだとりあえず流入経路を整えている段階なので、使うところまで行けてないけど(ブログのネタにしたいクリッピングだけ妙にたまるとか)、現状報告でした。