知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

インプットまつり

毎月20日前後というのは、お仕事系雑誌の発行が集中していて、前回のエントリでいうインプットのカテゴリに入る「参考文献読み」に迫られることになる。

知財系

・知財管理 毎月15日
・パテント 毎月15日
・知財ぷりずむ 毎月15日
・月刊発明 毎月1日・・・これだけ月初め

法務系

・ビジネス法務 毎月20日
・Business Law Journal 毎月21日
・国際商事法務 毎月15日
・旬刊商事法務 毎月5日・15日
・NBL 毎月5日・15日


そして、今月は、それに加えて季刊誌であるLaw & Technologyも発行されてさらに凄いことに(汗)。

まずは読了すべし

どの雑誌もとりあえず私の元に最初にやってきて開封の儀?の後でメンバーに回覧に回す(知財系は知財メンバーに、法務系は法務メンバーにが原則だけど、知財法務系というのもあるので、これは適当に役立ちそうな記事を特定メンバーにだけ回したりする)。ということで、私のところで停滞するとタイムリーな記事が皆さんに読んでもらえなくなるので、必死こいて数日内には読了するように(読み飛ばすともいうが)心がけている。

ということで、月半ばの東京出張には雑誌を持参する頻度が増えるのですな。先週の出張時には重い〜とぶーたれつつ、3冊をカバンに入れて、行きの新幹線で読了し、東京支店から社内便に乗せて本社に返送(これが使えるので多少重くても持ち歩く。読み終わったものを持って歩くほど重いモノはない)。

定期購読しているものは

さて、上記雑誌は、ほぼ会社の経費で購読しているのだけど、これまでの経緯で自腹になっているのがBusiness Law JournalとLaw & Technology。この2つに共通するのは、知財系雑誌と言い切れないけれど、時々はずせない記事が掲載される、というところで、そういう号だけ入手するのは結構面倒、でも経費で買うほどの名目が自分の中で立たなかった、ということ。目次だけウォッチングするのも難しいし、そうそう書店に頻繁に言っているわけでもないので、ネットの知財法務クラスタの発言とかから知るという結果になり、かなり入手が後手に回って悔しかったりする。

そういう点では、NBLとか国際商事法務もそうなのだけれど、さすがにこの2つは法務系の記事が圧倒的に多いので、以前に法務を唆して?年間購読させたという経緯があったりする。こうしてみると、初職の頃、どちらも部門で購読していたのは技術法務という機能を始めた自負があった上司の意気なのだろう、と思ったりする。その頃の自分には、どちらも難しすぎて読むのに苦労した覚えがある。

こんなことを書いたのは、今回(65号) のLaw & Technologyに載っている鈴木將文先生の「FRAND宣言がなされた標準規格必須特許に基づく権利行使(知財高裁代合議判決)」について感想を書こうと思った前振りのつもりだったのだけど、なんだか妙に長くなってしまったので、とりあえず前振りだけで終了(汗)。