知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

5S

今月から、勤務先会社であらためて5S活動が始まった。

Wikipediaによると、5Sとは、製造業やサービス業などの職場環境維持改善で用いられるスローガンである。各職場において徹底されるべき事項を5つにまとめたもので、整理・整頓・清掃・清潔・躾(習慣化の場合もある)の5項目を指す。

* 整理(せいり、Seiri) - いらないものを捨てること
* 整頓(せいとん、Seiton) - 決められた物を決められた場所に置き、いつでも取り出せる状態にしておくこと
* 清掃(せいそう、Seisou) - 常に掃除をして、職場を清潔に保つこと
* 清潔(せいけつ、Seiketsu) - 上の3S(整理、整頓、清掃)を維持すること
* 躾(しつけ、Shitsuke) - 決められたルール・手順を正しく守る習慣をつけること

当社の職場環境はかなり(モゴモゴ)なものがあるので(入社してびっくりした。ダンボールがそこらじゅうにあるし、棚はオープンラックで、箱がどかどか積み上げられている。鍵のかかるキャビネットはほとんどないのではないかという感じ出し、文書管理もお寒い限り)、必要性は理解できるのだが、どちらかというと、今これが始まっているのは、必要に迫られてだと思う。

スペースがない

のである。

景気が悪くなってから、あちこちに分散していた事業所を引き払って本社家屋(一応持ちビル)に詰め込んでいるので、なにしろ狭い。机を置いて評価スペース(業務スペースと評価スペースの共存がポリシーらしいのですぐ脇にいろいろな評価スペースがある)を取ると、もういっぱいで、資料を保管するスペースが足りていないのだ。で、放置すると床置きが発生するというわけ。

じゃあということで活動すると、しっかり基準が立っているわけでもなく立てようとするにも時間がかかるので、かなりの確率でモノや資料が捨てられる。(おかげで古い資料はほとんど残っていなくて無効資料の観点からはトホホな状態・・・。)

ということで、今回の活動は巡視の上イエローカード配布までやるといわれており、あわてて棚を調達したり、終わった係争の包袋を捨てることを考えたりしている(要するに当部門も泥縄である)。