知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

グループ内管理

組織変更があった。
業務内容は変わらないし、人員も変わらないが、グループが所属する部の名前と横並びになっていた他のグループが移動。『知財部門』ではあるけれども『知財部』ではないのでね。影響は多少あるのか?部長は変わらないが、彼が見るべき部門の数と人員の数が減るので、今までより目が届きやすくなるのだろうか?もう少し関心を持ってもらえるとか?知財屋さんじゃないからな・・。

それはともかく、5月号のパテントに、『知的財産信託を用いた新しい商標管理の手法』という論説が載っていた。2004年に信託業法が、2006年に信託法が改正され、グループ会社での知財管理に有効と騒がれた割に、あまり活用しているという事例は聞かないような気がする。

当社はそれほど規模が大きくない割りに、グループ会社の数が多く、持株会社制になっている。グループ会社は、持株会社(親会社)の下に横並びになっていて、知財部門は事業会社の中にあるが、グループ内の他の会社にはない。知財権の持ち主は色々だ。ここも整理して一度考えないと。。。