知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

米国出張総括

出張の際思ったこと諸々をちゃんと書き付けて次につなげていこうと思っていたのだが、案の定日々の嵐に飲み込まれてふと気がつくと10日あまり経過。あの危機感はどこへ?

ともあれ、思ったこと。

英語・英語・英語。

行く前からやばいとは思っていたんだが、やっぱりダメダメ。自分の主張がきっちり言えて、さらに、話を聞いちゃいない相手の注意を引きつけて喋り倒すくらいの英語力がないと仕事にならない。わかっちゃいるけど厳しいな〜。ハードル高すぎ。でも、やっぱりそういう仕事なんだよね、渉外って。要は自分の日本語での仕事と同じだけのパフォーマンスを要求されるってことなんだけど。

近道は無いと思うので、王道をしっかりじっくりやることにします。中学英語の瞬間英作文をみっちりやって、脊髄反射でとりあえず英語が出てくるところまで持って行ってからその後のことは考えることにしよう。「中学英語で24時間話せる」のCDをiPodに入れて、繰り返し聞くことにしよう。
※と思ったのにまだリッピングしておらず。ノートPCなので、外付けドライブを使うのだが、このドライブ、転職前に買ったせいもあって、競合他社のしかもなぜかどでかいので非常に使ってて気分がよくない。思わず車内販売でスロットインタイプの小型外付けドライブを注文してしまった。来週には届くので、ちゃんと取り込みします。

体力。
やっぱり最初も最後も体力勝負。特に時差がきついし、移動も多いし。もう少し体力に余裕があって気持ちにも余裕が持てる状態で望みたい。今回は、比較的日程に余裕があったので持ったようなもので、緊張からかなりへとへとになってました。幸い時差ぼけはほとんどなくて、部下に比べたらずいぶん楽だった(彼は1時間おきに毎晩目が覚めると言っていて、帰国してからもしばらく体調不良を訴えていた)。


その他、思ったこと。
アメリカの生活環境(車とか街の様子とか、スーパーで何がどんな感じで売ってるとか)は、カナダとほとんど変わらない。このため、見当がつきやすいので、滞在のストレスは最小。なんだか懐かしい感じがするくらいで。実は訪米は初めてだったんだけど、そういう意味では楽だった。まあカナダに住んでいたときは仕事はしていなかったので、出張経験もなく、そういう『初めてでどうしよう』というところは色々あったんだけど、ここは慣れてる部下と一緒だったのでかなりカバーしてもらった。

なので、おそらく滞在が長期になってもきっと環境ストレスはあまり感じなくて、なんとかなっちゃうんだろうな〜、と思った。まあ無駄に6年弱もカナダに住んでなかったってこと?でもだからといって、次回は1人で行ってこいっていうのはやだなぁ・・・。気晴らしとか助け合いとかいう面もあるけど、なにしろ交渉ごとなので、自分の勘違いで嵌るというリスクが怖すぎる。