知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

アレルギー治療

花粉症が発症したのは大学生の頃なので、20年以上のつきあいになる。が、その他は特にアレルギーというほどのこともなく過ごしてきた。しかし、1年半くらい前から蕁麻疹が頻繁になり(それまでも時々出ることはあったのだが)、ついに毎晩必ず出るようになって治療の必要を感じだした。

産後以降関節がゆるんで腰痛持ちの私は、定期的に整体というか整体・鍼・マッサージ・カイロプラクティクなんでもござれの総合治療院に通っていたのだが、その治療院でアレルギー治療もやっており、相談してみて、やっぱり治療をしてみることにした。

アレルギーの治療といっても色々あると思うのだが、ここでやっているのはちょっと変わっていて、一見怪しげ。整体を通じて施術師の先生に対して信頼感があるのでトライしているがそうでなくてはなかなか踏み切れなかったと思う。彼自身もひどいアトピーで自分で治療して直したということだ。

アメリカで考案されたという治療法、NAETは、私の理解では、アレルゲンを特定してそれを避けるという形ではなくて、基本の15項目についてアレルギーを起こさせないように治療をするという取り組みになる。自律神経(BBF)から始まって、卵、カルシウム、ビタミンC、B、砂糖、鉄、ビタミンA、ミネラル、塩、穀物、イースト、酸、アルカリ、ホルモン、と進んでいく。治療自体は、これらの対象物を入れたカプセル状のものを手の中に握った状態で、経絡を刺激する。不思議なのは、体に問いかけるという手法で、これによってその項目についての治療回数が決まったり、その項目の治療が完了したかどうかがわかる。そして、治療後は、基本的に25時間(これも体に聞いた結果長さが決まるので、36時間だったり48時間だったりすることがある)、その項目を含む食品を回避しつつ、体の10カ所に2時間ごとにマッサージを行う。

アレルギーが強い項目については治療の回数が多くなるが、私の場合、平均すると1項目あたり4〜6回。週1回のペースで通っているので、1項目終了するのに1ヶ月程度だろうか。治療の翌日は2時間おきにマッサージなので、仕事中忘れかかったりするのが悩みの種である。ビタミンCの回避中は野菜や果物が一切食べられなくてかなり苦しかった。現在砂糖の治療中。普段から砂糖は使わないのだが、徹底しようと思うと加工品はほぼ全滅。どんなものにも砂糖が入っていると思った方がいいので・・。これはこれで苦しいのだった。

治療に通うキッカケになった蕁麻疹の症状は、1項目目のBBFが通ったときからほぼ出なくなって快適。しかし、体調が今ひとつだったりストレスがあったりするとまだ時々出る。また、治療の当日や翌日の回避期間中は発症することが多い。刺激されてしまうのだろう。

まだ半年以上かかりそうだが、アレルギーフリーの生活を夢見て淡々と通い続けるつもりである。