知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

iPad Life 初動

iPadライフ?も1週間経過し、家の中ではどこへでも持ち歩く、とか、出張の友にしてみる、とか、通勤時も一応持って歩いてみる、とか色々試している。

1. 家の中にて
もう、便利の一言。これまで家ではPC立ち上げっぱなし、もちろんインターネットに常時接続状態だったわけだが、それで何をしているかと言えば、こんなところ。

(1)天気予報を見る。
(2)Twitterを読み書きする。
(3)RSSリーダーでフィードを読む。メールを読む。
(4)ブログを書く。メールを書く。
(5)オンラインショッピングをする。
(6)オンラインバンキングをする。
(7)カレンダーに入力する。
(8)家計簿をつける。
(9)調べ物をする(用語、場所、店、経路など)
(10)仕事をする。

で、このうちiPadで代替できないのは実に(10)仕事をするだけのようで。(8)家計簿をつけるは、いままでのソフト資産と入力データやオンラインバンキングとの連携があるので、おそらくMS Moneyを継続すると思うから、これも代替はさせないけれど、Numbersで代替は可能だと思う。ということは、これがあれば私の場合はパソコン要らないってことか??

iPhoneを手に入れたとき、これらのPC用途が代替できるのかと期待したのだけれど、実際代替できたのは、(2)と(3)くらい。その他のことは、画面が小さいのと反応が遅いのとでSafariをなかなか開く気になれなかったので(よく落ちたし)、あまり使い物にならなかった。メールも読むのは問題ないが、返信は入力が辛くてやれていなかったし。それでも携帯に比べれば、閲覧機能は格段に高かったので満足はしていたのだけれども。

(10)仕事をするについては、現在の職場環境が、VMWareを使っていて、会社ではView Clientで、家からはView Portalで接続している。View Portalは、Windows XP SP2 かVistaでIE6か7でしか稼働しない。基本的には、情報の持ち出しはやりたくないので、ローカルに持ち出すことはしていない。ということで、VM Wareがサポート範囲を拡大しない限りはこれだけは代替はムリそうである。

仕事環境は置いておいて、その他については、どっちかといえば、iPadの方がPCより快適なくらいで、来年あたりLet's Noteを買い換えようと思っていたのだけれど、これは要らなさそうという結論に早くもなりかけている。移動中にガッツリ仕事をするんじゃなければ、ノートである必要もないし、仕事用端末と考えればそんなにパワーのあるPCがいるわけでもないもんなぁ。

ネットに接続して(1)〜(3)、(4)(5)、(9)をするのには、iPadの方が起動が速い分便利で使いやすい。オンラインバンキングは何か制限があるかな?と思ってやってみたのだが、特にSafari上で問題なく動いたので大丈夫みたい。

2. 移動中
私のiPadはWi-Fi版なので、いまのところWi-Fiが使えるところでしかネット接続前提機能は使えない。盲点だったのは、会社にFreespotがあると思っていたのがどうも局所的でしかないようで、会社中ものすごい量の無線が飛び交っているにもかかわらず、使える電波がほとんどないのだった。ちぇ。

これまで、iPhoneで通勤時はメールチェック、RSSチェック、TwitterのTLチェックをしていたので、今後どうするかはまだしばらく試行錯誤になりそう。モバイルルータをいずれ導入するつもりだけれど(なんか発売直後は買えそうにない雰囲気だけど。回線契約と同時購入にしたいし、しばらく落ち着いてからになりそうだ)、それ前提でないと通勤時持ち歩きはあまり現実的ではないかもしれない。

出張時は、新幹線でN700系を選択すれば、SoftbankのWi-Fiサービスが使えるので、車中は快適になんでも家と同じようにできる。宿泊する場合、ホテルのインターネット接続サービスはたいてい有線なので、これもモバイルルータで有線WANがあるものを手に入れないと、夜はネットから断絶される。たまにはそれもいいのかもしれないが・・・。

3. 入力
上記のようなPCの使い方だと、まともな長さの文章を入力しているのは(仕事を除けば)、ブログかメールを書くくらい。Twitterも140文字じゃたいした量ではないし。iPhoneの入力機能は長文にはとても耐えられる代物ではなかったので(私はフリック入力はしないし)、それに比べれば、画面が広くてキーも大きいiPadのソフトキーボードは断然入力しやすい。隣と打ち間違えもほとんど発生しない。これなら通常の入力もできるかも?と思って、N700系車中でブログの入力にトライしてみた。

結論としては、やっぱり長文入力は無理(きっぱり)。入力のスピードに反応がついてこない。

私は、タッチタイピングで入力するし、手で書くよりもキー入力の方が遙かに速い。考えるスピードで入力するわけで、入力された文字がその場で画面に表示されてこないと苛つくし、さらにデリートキーやら変換キーやらを押してしまい、とんでもない結果になったりする。

タッチパネル上の仮想キーボードでは、タッチされたところを検出してそれを入力キーに置き換える必要があるため、物理的なキーから構成されるハードウェアキーボードに比べてどうしてもワンテンポ遅くなるのは不可避。となれば、長文入力はどうしても物理キーボードが必須と言うことか、と思い、実際入力してみてのいらつきも踏まえて、TwitterのTL上でのお勧めに従って、Bluetoothキーボードを速攻購入。

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難なくペアリングもできて、普通に入力できるようになった。日本語と英語の切り替えの方法が分からなくて右往左往したり、キー配列が物理的にはJISなのに、iPadの認識がASCIIなので記号を入れるときとかちょっと困る、とかいくつか難点はあるが、概ね満足。参考にさせてもらった頁:iPadでBluetoothキーボードを使うにリンクを貼っておく。

Apple純正も試さないままこちらを買ってしまったので比べられないのだが(こっちの方が安かったし)、大変コンパクトで軽く、検出もスムーズなのでよいのでは、と思っている。ただ、コンパクトな分、各キーがかなり小さめで、これでタッチタイプができるかどうかは人によるのではと思う。私は手指がかなり小さい方なので、まったく問題なく通常スピードでタッチタイプ可能だけれども、手の大きい人はやりにくいかもしれない。

等と書きつつ、今回のエントリーはまだPCからである。ちょこちょここんなふうにアクセサリーを買いつつあるが、まだケースが注文はしたが届いておらず、ドックも買っていないので、iPadを立てるすべがないのだ。