知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

酷暑

私の住んでいる地方都市は、どうやら夏の最高気温や最低気温の平均値とかを取ると、日本一暑いというか住みにくい街の上位にまちがいなくランクインしてしまうようだ。他県から来ている人に聞いても口をそろえてここの夏の方が厳しいとおっしゃる。確かに、東京に出張したときの方が過しやすい。

朝6時前ならまだなんとか朝のような気候だが、7時を過ぎると蝉がうるさく、既に太陽の照りつけが厳しくなって、出社する頃には毎日30度をぐんぐん超えているわけで。冷房と外気との温度差がよくない等と言ってみても、冷房なしでは生活・活動がままならないのが実情。

となると、暑さ負けで体調を崩す人もまわりに珍しくなく、特許明細書の原稿納期になっても納品がないので依頼先の特許事務所に連絡してみると、体調を崩して長期に休んでいるので期限を半月〜1ヶ月延ばして欲しいと言われたり。(それはお気の毒なのだが、それならそうで、ちゃんと期限前にクライアントには連絡を入れてくるのが本来だと思うのだけれども。請求されなければ「遅れます」の一言さえないというのは業界のモラルとしていかがなものかと常々思う。)

私自身は幸い目立って体調を崩すこともなく無事8月を迎えた。がしかし、この酷暑続きでまだこれから8月かと思うとくらくらしてくるというのが正直なところ。猛烈な照り返しの中、歩道橋を上っていると、心なしか脈が速くなっている気がする。涼しいところに落ち着けば治まるのだが、あまり歓迎できない状態ではある。

会員になっている「ムギ畑」の会員アンケートで、暑くて料理をしたくないときにどうするか?という質問があった。火を使わない料理にするとか、外食や中食を利用するとか、「頑張っていつもと同じように料理する」とか。私は暑さが料理の意欲に全く影響しないので、いつもと同じように料理するなんだけど、とくに「頑張って」いるわけではないんだけどなぁ。料理に限らず、家事は暑いからやる気が低下するということがあまりない。汗がだらだら出てきてサウナ状態でTシャツから汗が絞れる状態になってもアイロンは好きでかけているし。掃除はあまりしないがこれは元々嫌いだから(汗)。

暑くて意欲が低下するのは圧倒的に頭脳労働だと思う。考えが散漫になり、考え続ける気力が衰える。冷房が効きすぎていても同様にやる気がそがれる。そういう意味では、少々過剰な冷房状態のオフィスと、一歩部屋を出ると階段・トイレには全く冷房が入っていないという我が職場はいまひとつ勤労意欲を阻害する環境といえようか。まあずっと冷えすぎるよりましという話もあるが。オフィス用にはホットのお茶とコーヒーを持参して長袖に膝掛けで防衛し、トイレに行くときは上着を脱いで対応している。

おそらく体調がそこそこを保っているのは、3ヶ月半継続しているジム通いのおかげも大きいのだろう。数値的になにが向上しているというわけでもないのだが。そういえば、来週には生活習慣病予防検診(メタボ検診)がある。