知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

制服

初職の会社には制服があった。製造業なので、男性社員も開発系は全員制服(作業服)。知財部も制服。技術法務は微妙で、作業服のほうが楽だからといって着ている人と、エンジニアじゃないからといってスーツを着ている人と両方いた。女性は問答無用で全員制服。これがダサくて不満たらたらだったんだが(もともとラインの人のためのものなので仕方がないんだけど)、私がまだ在職中にデザインが一新されてまともになった。

退職して、特許事務所時代はもちろん制服なんぞなくて、事務所内勤務のときは適当な格好をしているし(来客もあまりないので)、顧客会社に面談の際はスーツ必須だったわけ。

転職に際して、「入社の手引き」を読んだら、「女性には全員制服を支給します」とあった。おおお!と思って「制服だって〜」と夫に言ったら、「メーカーなんだから当然でしょう」という反応が返ってきた。まあそうよね。初職の会社にまだ勤めていたら制服着ていたと思うし。制服は便利だけど面倒でもあるなぁ、と思っていた。

入社当日、人事の採用担当の女性は私服だった。??と思いつつ、諸説明の際に「制服はどうなるんでしょう?」と聞いたところ、「着なくていいと思いますよ。来ていない人も多いですし。年齢の関係もありますしね」と言われて、制服の貸与もロッカーの貸与も結局なかった。

配属されてみると、なんと言うか服装はさまざまである。開発系の男性は作業服の上着を着ている比率が高いが、全員というわけでもない。女性は制服も多いが、私服にエプロンという人も多い。補助職は制服が基本で、エプロンはどうやら所属会社が違ったり派遣さんだったりするようだ。うちのグループも制服の人、私服の人、混在している。そして上司はスーツを着ているが、なぜかネクタイを締めていない。どうやら嫌いらしく、出張のときしか締めないことにしているみたい。

制服着用でなくなったので、それなりにかっちりした格好が必要かと思ってちょっと憂鬱になったのだが、外回りに出るわけでもなし、特許事務所の面談程度ではこちらがスーツを切る必要も特になく、そんなにカジュアルに流れなければOKということが判明。結局事務所時代と大差ない格好ですごしている。