知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

金婚式

当然ながら自分のではなくて、実父母の結婚50周年ということで、一同集まって近場の温泉地へ一泊旅行。そしたら台風並みの嵐になってしまい、海沿いの温泉地なので大丈夫か?と一瞬思ったのだが、よく考えたら眺望が売りの高台の宿なのだった。

ということで、暴風雨吹きすさぶ中午後早い時間に到着し、貸し切り状態で入浴。スキー場で温泉に行くと吹雪の中露天風呂という経験は頻繁にあるのだが、吹き降りの雨の中露天風呂に入るというのは初めての経験だった(あんまり台風シーズンに温泉に行かないせいか?)。

残念ながら荒天のせいで眺望はいまひとつで、あまりの風の勢いにホテルのあちこちですきま風やら漏水やらしていて人ごとながら心配になったのだが、とりあえず無事に一泊して翌日には晴れ上がった(と思ったら帰る頃にまた降ってきたのだが)。

しかし、結婚後50年を自分も相方も元気で迎えるというのはよく考えると現代?ではけっこうハードルが高くなっているような気がする、などと夫と話したことだった。まず、自分も相手も生きていなくてはいけないし、同じ相手と結婚生活を継続してないといけない。これが、晩婚化している現在、いくら寿命が延びていても追いつかないような気がするので、大半の夫婦が金婚式までたどり着くというわけにも行かないんじゃないかしらん、と思ったことだった。

ちなみにわが両親は、当時としては母はかなり晩婚であったが、姉さん女房のため、まあ夫婦の年齢としては平均的な年齢で金婚式を迎えたような感じ。

感慨にふけっていたが、よく考えたら自分と夫も25年まであと3年だった。速いこと。