知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

名古屋ムジークフェライン管弦楽団第24回演奏会

団員の方からチケットを頂いて聞きに行ってきた。プログラムは、

リムスキー=コルサコフ 交響組曲「シェへラザード」
 コンサートマスター&ヴァイオリン独奏 三橋万里子(団員)

プロコフィエフ バレエ音楽「ロメオトジュリエット」ハイライト

 指揮 松尾葉子

指揮者の人気かプログラムの人気か楽団の実力かよくわからないが、開場の前に行列ができていて、3階席までかなりの座席が埋まっていた。

今日は珍しく2号息子@小2を同行。年長者がばらばらに予定が入っていて、誰かと一緒に留守番という手が使えず、一緒に聞きに行くかどうか聞いてみたら珍しく「一緒に行く」という答えが返ってきたので。息子たちは二人とも余り音楽に興味を示さないので、特に私も楽器を習わせたりはしていない。見たところ残念ながら楽才にも恵まれていないようであるし、なにより楽器系の習い事は家での練習が肝心なので親のパワーがついていかない。そんな環境なので、2号息子も私の本番すら「うるさい」といって途中で逃げ出す始末なのだ。

このため、できるだけ彼の興味が続くよう、そして、飽きてしまっても周りの迷惑にならないような席を選んだ。2階のバルコニー席で、奏者がよく見える。二人がけの椅子で前ととなりは壁。靴を脱いで脚を投げ出しても前からも横からも文句は言われない。音響は今ひとつなんだろうが、そんなことは二の次だ。幸い、席選びの成果か、色々な楽器に興味を示し、小声で質問しつつ、いやがらずに聞いていた。案の定途中で眠くなったり、トイレに行きたくなって大変だったりはしたのだが、まあ成功といえるだろう。

シェへラザードのヴァイオリン独奏は、伸びやかで艶のある音色が素晴らしかった。オケも厚みのある安心して聞ける音作りで楽しませていただいた。

ロメオとジュリエットは、15曲から構成されていて、正直なところ長くて途中で飽きてしまった。16時開始で、18時には終わるだろうと思っていたのだが、終わったら18時半だった。もう少し曲数を絞ってもよかったのでは、と思う。それぞれの演奏は素晴らしかったのだが。