知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

体と相談して仕事をする あるいは 不測の事態に備えよ

先週前半は東京支店出張で、訴訟の和解交渉スキームを米国弁護士と議論、ライセンスオファーをもらっている相手と面談、交渉の社内承認取り付けのための説明、別の訴訟の方針について別の米国弁護士と面談して相談、と大変盛りだくさんだった。

元々は、月曜の午後2時間程度と水曜の午前中に2時間程度のアポが入っていただけだったのに、どうせ東京に3日間いるのなら、とばかりにあちこちからガンガンアポを入れられた結果がこれ。

議論の結果の整理やら事前資料作りやらもあいまって、時間が全然足りなくて、夜の会食の後ホテルに戻って夜中まで仕事を2晩やり、3日目の夜も定例知財系飲み会に久し振りに足を伸ばしたら楽しくて勢いで終電になり。

疲れが溜まっていることは分かっていたのに木曜に睡眠不足で通常出社したところ、やっぱり当社比3分の1倍速くらいの回転数になっていた。午後にこれまた別件の侵害クレーム対応で事業部と打ち合わせをしたが、どうもすっきり回答ができていなくてそのわりに知恵熱っぽい。

本日中にカウンターオファーをメールする約束になっていたのだけれど、こんな状態ではとてもまともにできそうにない、と夕刻になってギブアップし、体調不良のため翌日にさせてくださいメールを右腕部下から入れてもらう。

夜、これはどう考えてもまずい、とこれまでのところをだーっとメールにまとめてとりあえず部内に投げる。電話でフォローして、ごめん明日はダウンと宣言。

倒れては元も子もないので、体と相談して仕事をすることも覚えなくては。

とありがたいメールを某所から頂く。(いや、出張中にガンガンアポをいれさせたのは他ならぬ貴方ではなかったでしょうか〜)

とりあえず金曜は朝から寝込んでいたら、昼頃に小学校から電話があり、

2号君が調子が悪そうで、熱を測ったら37度5分ありまして。給食もゼリーしか食べられていなくて。いま保健室で休んでいるのですが、迎えに来ていただけないでしょうか。

(先生、私も調子が悪くて寝込んで居るんですけど〜)

歩いて迎えに行き、二人でふらふらになりながら帰ってきた。案の定、インフルエンザ。1日おいて日曜日に1号息子も感染。今週前半は自宅軟禁決定。仕事は夫とリレー決定。この状態は久し振りだ。最近子どもも病気で休んだりすることは滅多にないからね(元々余り病欠しない子どもたちなんだが)。

月曜は午後休、火曜は全休。水曜以降通常出社。ま、必ずしも会社に行かないと仕事ができない訳じゃないし。とはいえ、

お休みの間に、こんなことがありまして〜

というのもいくつか聞いた今日なのだった。

3日の不在で家人の食生活が乱れたために免疫力が落ちてインフルエンザにやられた、とまでは言えないと思うのだが、東京出張は1泊2日にとどめた方がいいな、となんとなく思った今回だった。とりあえず本日より2号復帰、明日から1号復帰の予定。さて、平常回帰なるか。