なんだかもったいなくて少しずつ読み進めていて、ようやく読了。

- 作者: 小澤征爾,村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/11/30
- メディア: 単行本
- 購入: 10人 クリック: 124回
- この商品を含むブログ (127件) を見る
とてもおもしろかった。思い出話とか、演奏の中身について言葉で表現することとか、村上春樹氏のレコードマニアっぷりとか、いろいろいろいろ。
いろいろな演奏家のいろいろな曲が聴きたくなる本でした。
村上春樹氏の小説はテイストが苦手で近年読んでいないけれど、逆にエッセイはとても好きで、ほとんど読んでいる。走ることについてとか、ストイックな姿勢が読んでいてとても気持ちがよいので。このインタビュー本は、お二人の音楽に対する思いとお互いに対する信頼のようなものが暖かく流れていて、とても楽しめました。
ブラームスの1番のホルンやフルートの1番・2番の話は、あらためてスコアを引っ張り出して見たりしました。そうそう、そうでしたね。