今年も残すところあと10日となり、あちこちで大掃除特集が組まれている。
我が家は恒例で年末年始はスキー旅行、長い休みはここしか取れないので、毎年仕事納めもそこそこに旅の空。スキー場にいると、あまりテレビも見ないし、大晦日も元旦もいつもと同じようにゲレンデに出てしまうので(大晦日の夜に年越しナイターがあったりするし、年越しそばとかおとそとかおせちっぽい振る舞いもそれなりにはあるんだけど)、あまり年が改まる感がしない。
それもあってと、年末の休みに家事ができないので、毎年結局大掃除らしきものをしないうちに終わってしまう。だいたい寒い時期に大掃除をしようというのがなんか間違ってるとか思ったりもするけど、だからといって季節がいいときにわざわざ大掃除をするわけでもない。
と、そんな中で、今年は珍しく、少し大掃除めいたことをやってみた。普段の掃除もたいしたことはやっていないのだが、普段やらないような処分整理系に手をつけてみたり、台所の壁を磨いてみたり。全部に行き届くわけもなく、とりあえず半日程度でまかなえる範囲だけど、それなりにきれいになって満足した。
正月を迎える気持ち、とか、気持ちを引き締める感じ、とか、子どもの頃に祖父母や両親から受け継いだ精神をまったく次代に伝えられていないなぁ、時々自責の念に駆られるけど、環境が違っていかんともしがたいところである。