知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

知的財産権とデザインの教科書

しばらくぶりにアマゾンの『レジに進む』ボタンを押したので、昨日は数冊本が届いて嬉しい悲鳴。さて、本日は東京出張につき、車中の本として持ち込んだ1冊がこれ。

知的財産権とデザインの教科書

知的財産権とデザインの教科書

本書は、2004年9月以降に『日経デザイン』に掲載された記事から選択して編集されたものということである。企業デザイナー向けに書かれたものであり、雑誌掲載という性格から、各記事がコンパクトにわかりやすく纏められている。お陰さまで、東京行きの新幹線車中で無事読了。

コンシューマ向けの製品を作っているメーカーとしては、もちろんデザインは重要で、これをどのように守るのか、また、他社のものを尊重するマインドをどのように育てていくのかはいつも考えさせられうところである。読みやすいものであるため、社内の教育の題材としても使えそうな感じを受けた。早速東京支店についたら意匠・商標担当に回覧することにしよう。

なお、本書は、駒沢公園行政書士事務所日記で紹介されていたので興味を持って購入したもの。大塚先生、いつも有益な情報をありがとうございます。