知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2009年を振り返る

仕事面は怒涛の日々だったが充実していたと思う。私にとってのホームポジションである渉外専業となり、同時に渉外グループのリーダーに昇格し、自分で方針を立案してそれに従ってかなりの件数を片付けることができた。これが5月21日の組織変更以降の話なのだ…

『ライセンス契約のすべて 実務応用編』 -ロイヤルティ不払いリスクとそのマネジメント-(4)

『ライセンス契約のすべて 実務応用編』 にコメントするシリーズ5回目。ライセンス契約のすべて 実務応用編作者: 横井康真,青木武司,西岡毅,山浦勝男,橋詰卓司,吉川達夫,森下賢樹出版社/メーカー: 雄松堂出版発売日: 2009/12/01メディア: 単行本購入: 3人 ク…

『ライセンス契約のすべて 実務応用編』 -ロイヤルティ不払いリスクとそのマネジメント-(3)

少し間が開いてしまったが、『ライセンス契約のすべて 実務応用編』 にコメントするシリーズ4回目。ライセンス契約のすべて 実務応用編作者: 横井康真,青木武司,西岡毅,山浦勝男,橋詰卓司,吉川達夫,森下賢樹出版社/メーカー: 雄松堂出版発売日: 2009/12/01メ…

Royaltyと税金(2)

以前にRoyaltyと税金というエントリーを書いた。その際、米国の販売会社と特許権者との間で契約し、和解金というかRoyaltyも米国販社から支払うが、実際には設計製造を行っている日本の兄弟会社が費用負担する場合に、源泉税の取り扱いは??という疑問があ…

2009年最後の東京出張

本日は今年最後の東京出張だった。今年はいったいどれだけ東京に行ったかといえば。12月 3日 11月 6日 10月 4日 9月 3日 8月 3日 7月 9日 6月 3日 5月 3日 4月 2日 3月 1日 2月 1日 1月 1日やっぱり組織変更後増えてるな(というか、その前が経費削減のあおり…

Byline

かなり遅ればせながら、佐々木俊尚氏の「仕事するのにオフィスはいらない」を読んだ。仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/07/16メディア: 新書購入: 197人 クリック: 5,183回この商品を含むブ…

人生で一番寒かったのは?

閑話休題。ここ数日ずいぶん冷え込んでいる。暖冬が続いていたのでことのほか堪えるようだ。Twitter上で、いままでの人生で一番寒い思いをしたのはどんなとき?という話題が一時盛り上がっていた。夫の転勤で、6年ほどモントリオールで暮らしたため、寒さの基…

知財の利回り

有楽町の三省堂書店で見つけて購入した『知財の利回り』を読了。知財の利回り作者: 岸宣仁出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/11/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (6件) を見るIntellecual Venturesは、創立の頃…

中国、韓国、台湾の意匠制度紹介セミナー

弁理士会の意匠委員会と研修所の共催で、表題のセミナーが(当地でも!)あったので受講。とはいえ、あまり受講者は多くなかったな。年末で忙しい先生が多いのか、外国意匠の案件はあまり多くないのかは不明。私は事務所時代は意匠案件はほとんどなかったし…

『ライセンス契約のすべて 実務応用編』 -ロイヤルティ不払いリスクとそのマネジメント-(2)

『ライセンス契約のすべて 実務応用編』 にコメントするシリーズ3回目。ライセンス契約のすべて 実務応用編作者: 横井康真,青木武司,西岡毅,山浦勝男,橋詰卓司,吉川達夫,森下賢樹出版社/メーカー: 雄松堂出版発売日: 2009/12/01メディア: 単行本購入: 3人 ク…

定額払のバリエーション

前回のエントリーにコメントの形で質問をいただいたので、コメント返信にしようとしたら、長くなったので別エントリーに。記事中に、出来高払いと定額払いがあって、定額払いは減価償却費となるということでしたが、ここでの「定額払い」の意味は、契約一時…

『ライセンス契約のすべて 実務応用編』 -ロイヤルティ不払いリスクとそのマネジメント-

さて、『ライセンス契約のすべて 実務応用編』 にコメントするシリーズ2回目。ライセンス契約のすべて 実務応用編作者: 横井康真,青木武司,西岡毅,山浦勝男,橋詰卓司,吉川達夫,森下賢樹出版社/メーカー: 雄松堂出版発売日: 2009/12/01メディア: 単行本購入: …

『ライセンス契約のすべて 実務応用編』 入手

著者のお一人のtacさん(企業法務マンサバイバル)にもお勧めされ、dtkさんにも煽られたこの本、アマゾンにはちっとも入らないし、三省堂書店の在庫検索でも出てこない。bk1にはあったので、今日買えなかったらbk1でクリックだな、と思って会社を出た。ライ…

知財部門への社内ローテーション

部長と話していたら、もう少ししたら、エンジニアのキャリアパスに知財部を入れたいと言われた。まあ確かに当社の知財部の担当者は、生え抜きは事務&意匠担当の女子社員だけ。あとは、社内異動組と中途入社組が半々である。専門部署として立ち上がったのが…

プランナー換装、しかしノートが見当たらない

12月も第2週に入り、アクションプランナーの2010年版が使えるようになった。ここ1ヶ月2冊持ち歩いていたので重くって。バンザイ。しかし、12月分の予定はつい2009年版にしか書いてなかったりするので、今日うっかり新しい方だけ持って出たら不…

ジム復活

渉外に移って半年余り。激務とストレスとでいっとき体調を崩し、運動より休養と言い渡された状況下、一時は週3回ペースで行っていたジムに行けなくなってしまった。1万円ほどの月会費がもったいないなぁと思いつつ、ここで退会すると二度と行けなくなるよ…

企業文化なるもの(2)

新任管理者研修があり、その中で2時間を使って企業文化を共有するためのワークがあった。事前課題で各自がレポートにして書いたものを持ち寄り、さらにグループでディスカッションしてキーワードをだし、それが自分の職務でどのように使えるのかを考えてい…

12月2日の知財渉外

本日は、東京支店から2人出張で本社へ。■午前 e-Discovery対応のため、情報システム部門と打合せ。米国民事訴訟法で昨年から電子データの証拠開示が義務付けられて、一段と対応が厳しくなった。社内のDocumentはいまや大半が電子データになっているので、う…