法務
諸般の事情により、今年の7月1日付けで法務を配下に持って来て、法務と知財の両方を見ることになっている。従前法務部の下に法務と知財がグループで同居していたときと大きく変わらないように見えて、相違点は、レベルが部でなくて課であること(さらに上に…
弁理士法には弁理士以外が報酬を受けてやることを禁止しているいわゆる「専権業務」と、弁理士の名前を持ってやることができるとされている「標榜業務」っていうのがある。前者は当然弁理士のコメとか誰かが言っていたが、特許庁への代理手続で、後者はまあ…
今月号のビジネスロー・ジャーナル。BLJには珍しく、知財系の記事がほとんどなかったので、特に取り上げるネタもなくぽぇ〜と読んでいた。BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2013年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: レクシスネクシス・ジャ…
東京支店から法務のメンバー(先月中途入社された方)が出張で来ていて、あちこちヒヤリングやら打ち合わせやらされていたのだが、うちの書棚をのぞき込んでなにやら探している風情なので、なんだろう?と思っていたところ、やおら振り向かれて、こちらには会…
第11回!BLJ読者交流会に行ってきた。多分参加は3回目くらいで定かでないけど物凄く久し振りなのは確か。でも雰囲気とかは変わっていなくて、色々な会社の法務の方とお喋りできて楽しかった!ここのところドタキャンが続いて申し訳なかったのだが、今回頑張…
ちょうど発売日近辺、ということであちこち?で話題になっていたこともあり、セミナーで大阪に行ったついでにジュンク堂へ足を伸ばして買ってきた(知財協の関西事務所とジュンク堂の大阪本店は同じビルにあって何度も行っているのだが、今日のセミナー会場…
共同発明の取り扱いに係る覚書を作ろうとしていて、事業部→法務Gへ契約書の作成依頼を出してもらい、ものがものだけに、対象出願の特許側担当が大幅に関与しているのだが、出てきた草案の用語法に違和感がたくさん。例えば、・出願しただけの発明は『特許発…
(2)を書いていたら途中でIEがフリーズしてかなり焦りました・・・。焦って最後まで書かずにその時点で止めてしまった(汗)。最近あまり酷い目に遭っていなかったので、いったんエディタに書き起こす、ということをやってなかったんですよね。今回は予防しよう…
忘れないうちに続きを。 3. こちらの土俵で戦う これはほとんど記事の通りで、通常トロールからの訴訟提起は特許権者原告に有利な評決・判決を下す傾向のある裁判所に起こされる。その筆頭がテキサス東部地区であることは周知の通り。今手元にBLJの11年12…
dtkさんに振られたので、本日昼休みにBLJを買いに行った。BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2012年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: レクシスネクシス・ジャパン発売日: 2012/01/21メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブロ…
金曜に月一のエンドレス会議で座りっぱなしだったあげく、日曜は一日オケの練習でまたしても座りっぱなし。おまえは腰を治す気があるのか?と怒鳴られそうな暮らしぶりである。仕方がなく治療の頻度を隔週から隔日に上げてみた。くすん。それでも仕事はする…
手首が痛いだの足首が痛いだのと言っているうちに、妊娠当時と同じくらい腰痛が悪化(まあ全ての原因は腰というか骨盤にあるようなので当然と言えば当然なのだが)。油断すると花粉はおそってくるし、体調的には人生最悪の状況かもしれない。とほほ。さて、前…
東京支店の稼働率が低下していたり、知財協や弁理士会の会合が中止になったりして、当面私の東京出張も中止。日常業務に専念している。さて、しばらく前にTwitterの法務クラスタのみなさまで盛り上がっていた法務業務のアウトソーシングについて、dtkさんが…
引越し後なので名刺を配る機会が多い。 『法務部知財渉外グループ』とか書いてあるのが目に止まり、法務にくっついたんですか〜、はっはっはっ。となることも多い。くっついても、また分かれることが多いんですよね。とか、うちは前法務知財だったんですけど…
どうやら組織の統廃合で上司が替わる模様。いろいろ抵抗はしてみたんだが、なんだか結局だまし討ちのような目にあったあげくの結論なので、家に帰っても「気落ちした」とぼやいていたら、息子2号に、裁判に負けたの?と言われた。いや、それ違う。仕事で失敗…
胃痛に悩まされてここのところ更新が滞りがちです。すみません・・。さて、法務との綱引きの話の続き。今週の東京勤務で法務の元部長と現部長(最近交代したのだ)から『もろもろ打ち合わせ』要請が入ったので、鬼が出るか蛇が出るかのような気持ちで臨んだ…
昨日の生臭系エントリにTwitterを含めいくつかコメントを頂いた。セクショナリズムに陥るのは怖いというもっともな指摘の一方、理想はもちろんそうだけど、知財と法務は近そうで遠いのでなかなか難しいというコメントもあった。また、一般契約書の知財関係の…
最近締結したライセンス契約のいくつかで、PDF copyやFAXが正本とみなされる旨の条項があった。例えばこんなの。This Agreement may be executed in two counterparts and may be transmitted by email including a pdf copy or facsimile, each of which sh…
レクシスネクシス・ジャパンから出ている「Business Law Journal」という雑誌がある。世の中の法律雑誌とは一線を画して、判例紹介とか論文の掲載ではなくて、実務の現場に役立つ記事を提供しよう、という企業法務担当者のための雑誌というコンセプトのよう…
10月号のBusiness Law Journalの特集は、「弁護士・法科大学院修了者の採用 企業内弁護士は大幅に増加するか」である。BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2008年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: レクシスネクシスジャパン発売日: 2008/08/21…
知財は、法律と技術が交わる仕事であるなどと謳われることがある(採用広告の文句のようだが)。創造〜権利保護にかかる知財業務は、もちろん手続き的な法律面を熟知している必要はあるが、どちらかというと技術寄り。発明者の説明内容を理解してそれを広げた…