知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

どこでもオフィス?

9時始業、17時45分終業、フレックスなし、という就業規則に縛られている私は決してノマド(遊牧民)ワーカーではないのだが、毎週東京支店に出向いていると、それなりに移動時間も仕事に使いたいニーズが生じる。

もともと特許事務所勤務時代は裁量労働者で、成果を上げれば事務所にいなくてもOKだったので、オフィス滞在時間は最低限にして持ち帰り仕事の体制を組むのが常道だった(子どもも小さかったし、病気になったとき等の体制も組んでおく必要があった)。このため、家でも移動中でも旅行先でもどこでもオフィスにするツールはそれなりに揃えてきた。

個人のPCは持ち歩きを最優先にしてLet's Noteシリーズ最小のR6(ちょっと古くなってしまったが・・)を家ではデスクトップにして使いっている。無線LANは、ホットスポットを串刺しで使えるサービス、ワイヤレスゲートに契約している。「ワイヤレースゲートコネクション」というソフトを使うと、いちいち自分で設定しなくても近隣にあるアクセスポイントを検索して設定に従って接続からログインまでしてくれる。便利だ。東京だと結構多いのだが、地元ではまだまだ使えるところが少ないのが難点だけれど(地下鉄の駅とかにあっても長居するわけにもいかない)。3Gは、プリペイド・時間カウント制のb-mobileを購入。

最近は、東海道新幹線ではN700系なら東京・新大阪間で無線LANが使える。電源も使える(窓側のみ)ので、ほとんどN700にしか乗らなくなった。

昨日のエントリーで紹介した小山龍介氏の「整理HACKS!」には、どのPCでも同じデータにアクセスできるようにするための工夫が色々書かれていたが(Sugar Syncとか)、私の場合、会社が環境を用意してくれているので、その辺は問題なし。仮想デスクトップVMWare Viewを使用するため、会社の端末ではVM View Client、その他の環境ではVMWare View portalを使ってデスクトップにアクセスする。VMWare View portalは、IE上で走るので、要はインターネットに接続できる環境さえあれば、いつものデスクトップで仕事ができる。

おかげで新幹線の中でも無線LAN経由で会社のサーバに接続して資料を作成、なんてことが普通にできてしまう。まああまり無線の状態が良好ではなくて、時々ブチブチ切れるのが難点だし、重たいファイルは動きが鈍かったりはするのだが(特にpdfは苦手らしく、大変重い)。

ところで、自宅でも無線でネット接続しており、自宅内はBuffaloの無線アクセスポイントを使っている。AOSSを使いたいため、Let's NoteにもBuffaloのクライアントマネジャ3を入れている。が、このクラマネ3と上述のワイヤレスゲートコネクションが競合するので、クラマネ3が生きているとワイヤレスゲートを使っての接続ができない。どちらのサポート情報でも、こういう場合は他方をアンインストールしてご使用くださいとなっている(終了させただけではダメ)。

しかしね、毎週のことなのに、いちいちインストールとアンインストールを繰り返すのはたまらなく煩雑なのですよ。ということで、アンインストールしなくてもできる方法はないの?と調べ回ったところ、普段は常駐しているクラマネのサービスを停止させればよいということが判明。

コントロールパネル→管理ツール→サービスの中にある「Bwsvc」を選択して「停止」させればよいのだ。こうすると、無事にワイヤレスゲートコネクションが使えるようになる。次にクラマネに復帰するときには(自宅で接続するときは)、どうせ電源オフして起動し直す(外付けのディスプレイとか色々つなぐので)ため、自動でクラマネは復活してくるので手間いらずである。

と、書いている間にそろそろ東京駅。本日もN700からお伝えしました?!