知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

2010年を振り返る

スキー場にて、家族を送り出して1人ブログを書く。この記事を書くに当たり、去年のエントリを見直していたら、同じことを同じようにやっていて笑えた。2009年を振り返る2010年にあたって

それにしても、1年分を全部振り返ろうと思ったところでさっぱり覚えておらず、印象に残っているのは直近数ヶ月に過ぎないというのがよく分かった。振り返りをちゃんとやるならせめて3ヶ月に1度はちゃんと棚卸しとローリングをしなくては。といっても中々捻出しづらいので、3ヶ月ごとにリゾート地にでも行った方がいいかしら(笑)。

去年の振り返りエントリを見ていると、我ながら大変だったなぁ、というのがよみがえるが、2010年は、そこから脱して、落ち着いた状態、トップギアから巡航速度に入った感じといえようか。渉外業務については、まさにそんな感じで、突貫工事で色々レールを敷いた甲斐あって、あとはずいぶん走りやすくなったように思う。

それと並行して、権利化業務の方が、登録目標件数から提案目標件数を立ててみて、無理矢理だと思いつつ走り出したのが2月。案の定、リソースが直ぐに足らなくなって、中間処理業務をこちらから応援するようになり、さらに商標業務も引き取った。

4月に種々の理由で部門を持ち株会社に丸ごと移動させたところ、それを奇貨として(!)法務部との統合話が持ち上がり、6月に知財・法務統合。上記出願目標を精査しろという指示が出て、中期計画を見直し始めたのが6月で、それをやっている間にどんどん業務は渉外から権利化にシフトしていき、商標と渉外が正式に法務サイドに移動して部内組織変更が行われたのが10月。

この間、5月に社内異動で若手2号が入り、9月に部内移動で若手3号が加わった。8月くらいからは若手1号もほぼ権利化専任にしていたので、10月には現在の担当体制が確立した格好か。ミッションの見直しがまだ途上だし、半年〜10ヶ月くらいかけてやってきた活動はそれなりに成果を上げて、次のステージに進む時期だといえるが、次のステージの定義がなかなか難しいところ。

プライベートでは、でこぼこ色々あったものの、なんとかジムにも通い続けているし、自宅でのワークアウトも加味してみたりして、まあなんとか体力維持活動は実行中。オケ活動の方も、12月に駆け込みで参加することができるようになり、やっぱり必要だとの認識を新たにしている。自省の意味を込めて、バランスを強制的に取れるような環境に自分を置かないと、本当に仕事一色で倒れそうになってしまう。

2010年の年頭抱負からは、やっぱりマネー関係の達成度合いが低い。なんでこれは毎度毎度挫折するんだろうかね。MS Moneyのアップグレードは止まっちゃうし。もう少しなんとかしたいところ。子どもとの関係は、うーん、可もなく不可もなし。どんどん親離れしているというか、なんというか。

ブログは、なんとかかんとか更新を継続し、自分としては、割合自分の考えをまとめたエントリができていると思っている。そういう状況に自分がいないときは、更新が滞る傾向があるのはまあ仕方がないと言えようか。同じく、Twitterも昨年から引き続き快調に利用していて、すっかり日常生活に定着した感がある。知財系クラスタも充実していて、軽い疑問を投げるとあっというまに答えが得られて大変重宝している。

きっとこの傾向は継続していくのだろう。2010年、大変お世話になりました。