知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

時間管理術講座

12/5(金)、佐々木かをり氏の「時間管理術」講座を受講した。佐々木氏の著書は、ずいぶん前に「ミリオネーゼの手帳術」を読み、その後出た「佐々木かをりの手帳術」を読んだ。

ミリオネーゼの手帳術―8ケタ稼ぐ女性に学ぶサクサク時間活用法

ミリオネーゼの手帳術―8ケタ稼ぐ女性に学ぶサクサク時間活用法

佐々木かをりの手帳術

佐々木かをりの手帳術

かなり著書の内容に共感したので、その後発売になったアクションプランナーを購入し、ずっと使い続けている。時間管理術の講座も前々から受けたかったのだが、東京開催のみだったので、新幹線の往復旅費をかけて1万円の講座に2時間参加するというのも難しくて見送っていた。今回、イーウーマンユニバーシティ初の東京以外開催となったとのことで、日ごろの手帳の使い方の見直しをするよい機会と思って参加した。

書籍を読んでからずいぶんたってしまっており、読み直す機会もほとんどないせいか、どんどん自己流になっていたな、というのが一番の感想。せっかくアクションプランナーを使っているのだから、しっかり使い倒さなくては。手帳の使い方として佐々木氏があげたポイントは以下の8つ。

1. 一元化
 一冊の手帳の、時間枠(欄外とかメモとかではなくて)の中にすべてを書く。
 この手帳が自分の人生の脚本なのだから、1冊にすべてを集約させましょう。

2. 点でなく面で書く
 アクションプランナーは、バーティカルに時間軸が設定されているので、その時間帯をブロックするように書けば、人目でどの時間が埋まっているのかよくわかります。

3. 移動時間を書く
 アポイントの時刻のみではなく、前後の移動時間も含めて実際にかかる時間が目に見えるようになります。

4. 自分との約束も書く
 他人との約束=アポを守るのは「信頼」を得るため。自分との約束を守るのは「自分を信じることができるようになる」=「自信」をつけるため。
 まず、自分が何を約束したのかを意識化するために、これも手帳にきっちり書きましょう。

5. TODOリストも時間枠の中に書く
 (※佐々木氏はDO's Listと言われていました)
 リストだけ書くよりも、いつするかを決めてその時間枠の中に書くことで実現性がぐっと高まります。
 大きなTODOは、分解してから実行する時間を決めてその枠に書く。
 ※分解して、というのはGTDに通じるな、と思いました。

6. いつでも持ち歩く
 机についたら開いて置いておく。予定が入ったら、何か思いついたらすぐに手帳に書く。メモ用紙とか付箋とかにメモしない=なくならない
 書いておけば覚えておかなくてよいので、心配が頭の中を占領せず、落ち着ける。
 ※これもGTDに通じますね。

7. 定期的な行動も書く
 毎日行うものであっても、歯磨きとか入浴とかのようなよほど体にしみこんで忘れないものでない限り書く。
 「週に1回」というのは具体的でないから実現しにくい。週に1回なら、今週は、何日の何時から何時まで、と決めて書いてしまう。
 変更する必要が生じたら、その時点でパズルピースのように移動すればOK。

8. 逆算法
 締め切りから埋めていく。
 (例) 金曜日の3時に企画の報告をする。その前に課長と部長の承認を取る。今は月曜日のお昼。
 この場合に現時点から予定を立てるのではなくて、逆算してまず部長の承認を取れる時間帯から決めていく。相手がある場合はまずアポをとる。そうしないと間に合わないリスクが出てくる。