新学期が始まって(というかその少し前からだけど)、子どもたちが夜家にいる週日がすっかり少なくなってしまった。もともと、息子2号は火曜日以外は全部練習日で、息子1号は水曜が塾の日だったのだが(なので家事の大半を息子1号が(ぶーたれながら)担っていたのだけれど)、受験一色の高3生ということで、なんだか塾の授業日も大幅増加になってしまったらしい(本人の選択ではあるんだけど)。
ということで、二人が揃って家で普通に夕食を食べるのは火曜日のみ(最近息子2号は金曜日の自由練習は行かないことが増えているし、そもそも雨が降ると練習はないので家にいるが)。二人して帰ってくるのが21時半とかなので、そこから後がなんだか混雑。入浴に待ち行列ができるようなありさまで。
私はこれまで帰宅してから軽く料理をして夕食にし、その後常備菜を作っておくというルーチンにしていたのだけれど、これを墨守しても誰も一緒に食べてくれないし、終わる頃に息子たちが帰ってきて風呂に入るのに一緒に順番待ちになってしまうというあまり嬉しくない状態に。
ということで、夕食は結局一人なので軽く済ませることにして、常備菜作りは朝に移動することにした。ちなみに息子たちの夕食は、2号は練習前になんらか食べていくし、1号は昼を弁当にして夜は適当に買い食いするか外食している(2食弁当だと思いし保存が難しいみたい)。だから、常備菜が常にストックされているのはそれなりに重要なのである。
朝はそこまで時間が用意できないので、考えなしに料理をしていると次に差し支えるし、時間の見込みが見えない大物を作り出すわけにも行かないので、予め計画を立てて、定番モノは時間を計ってやってみることに。
今朝は、ここ3日ほどの懸案だった(おおげさ)、ポテトサラダを作った。ジャガイモとニンジンを蒸し、ジャガイモはその後つぶし、薄切り玉葱は湯通しして、キュウリを輪切りにして、とやるので、かなり時間と手間がかかる。朝食を取りながらスループットを測ったところ、40分ほどだった。目処がついたので、次回もこの程度の時間が用意できれば取り組めるということで。
一昨日紹介した本に、「仕事とは、認知リソースを消費して生産を上げること」であり、「起床直後の時間帯ほど、難しい仕事や時間のかかる仕事を置く」のが原則。認知リソースは睡眠によってしか回復しないので、起床直後が認知リソースはマックス。でも、朝は「元気がない」=「認知力がはっきりと目覚めていない」のでなかなかそのエネルギーが使える状態にならない。そこで、認知リソースの消費を抑えつつ、調子を上げていく活動がよい、という趣旨のことが書かれており、軽い運動がお勧めされていた。
なぜ,仕事が予定どおりに終わらないのか??「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術
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今朝、料理をしながら、私にとってのこうした『認知リソースの消費を抑えつつ、調子を上げていく活動』の一つが料理かもしれないな、と思ったのだった。
料理は手を動かすのが中心になるので、相当眠くて頭が働いていないような状態でも行うことができるし、やっているうちに段々回転数が上がってくるのが分かる。でも、ここで、好きなだけリソースを投入してしまわないのが重要で、割と料理自体好きなので放っておくと際限なく続けてしまって疲れてしまう。ということで、お尻が決まっている朝の時間帯に持ってくるのは二重の意味で良いかもしれない、などと思ったことだった。