あちこちで話題になっていたのと、行きつけの書店で平積みになっているのを見つけたのとで、「朝4時起き」ですべてがうまく回りだす!という本を買った。一緒に書店に行った夫は、私がこの本を手にとって見ているのを見て『恐ろしい本を見ているねぇ』と言っていたが(彼は芯から朝が苦手なので)。
- 作者: 池田千恵
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2009/07/23
- メディア: 単行本
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私自身あまり朝が得意な方ではないので(超低血圧だし)、早起き系の本はずっと敬遠していたのだけれど、著者がシゴタノ!のコラムで『適正睡眠時間』について書いていたのを読んで興味を覚えたのだ。著者によれば、日中自分が最も集中力を維持でき、かつ意識がもうろうとしてこないギリギリのラインが適正睡眠ラインだとのこと。え?そんな状態で『適正』なの?と思ったのだが、これは睡眠のメカニズム専門家(「気持ちよく目が覚め、日中、眠気がひどくならない程度の睡眠時間」に依っているらしい。
印象に残ったのは、
そういえば、朝が弱いと言っても、弁理士の受験勉強時代は冬でも5時起きして寒い中机に向かっていたことを久しぶりに思い出した。そして、睡眠不足に自分が弱いと思いこんでいたのだが、翌日集中力がキープできて意識が飛ばない程度で大丈夫なら、もう少し少なくてもよいのでは?と気がついた。朝起きるときは、早くても遅くても、誰でも眠い
・二度寝したら起きるつらさは2倍!
・二度寝の誘惑に負けそうなときは、『早起きしなくてもいい言い訳』を探す前に、『朝起きるときは早くても遅くても眠い』と呪文のように繰り返す。
ということで、久しぶりに5時起きにトライ。なかなか一度に5時には起きられず、5時半を回ってしまったが、それでも6時前なので、かなり余裕がある。久しぶりに朝スタバに寄って、今週の段取りを組んでみた。なかなかよいかもしれない。しかし、これをやると、朝家族が誰も起きてこない間に家を出ることになってしまい、家族が揃うのは朝食時のみという我が家にとってはちと問題があるかもしれない。しばらく試行錯誤が必要かな。
続けて東京出張時も前の晩が12時を回ってしまったのだが、5時起きにトライしてみる。今回は、新幹線の時刻(6時50分)もあるので無理矢理すぐ起きる。しかし、経験的にもこの日もそうだが5時間を切ると起きてしばらくの間かなり気持ちが悪い。これは睡眠時間が足りていないせいなのか、ノンレム睡眠中の深い眠りの時に無理矢理起きだしているせいなのかは不明。とはいえ、新幹線に乗る頃には気分は平常に戻るし、日中も特に眠気に襲われることはなかった。集中力が切れることもなかった。以前4時間くらいの睡眠で会社に行ったときは午後の数時間、さっぱり集中できなかったので、それに比べると5時間なら適正ラインといえるのかもしれない。しかし寝覚めの悪さはどう考えればよいのだろうね。
レム睡眠の時に起こしてくれるというスリープトラッカーを買ってみるか?でも結構な投資額になるので、しばらく試行錯誤してからになるかな。