久しぶりに大型書店に行って、久し振りにビジネス書を大量に購入した。ここのところとてもこの手の本を読む気力がなかったので、かなり回復したと言えるのではないか。
さて、順に読んでいるのだが、最初に読んだのは、『ビジネス書』のトリセツという本である。
- 作者: 水野俊哉
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/08/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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へぇーと思ったのは、ビジネス書著者の「ゴールセッティング」パターン。
今まで考えてみたこともなかったが、今後手に取る本についてどのパターンかを考えてみると読み方の指針にもなりそう。1 取材殺到→雑誌→講演会→TV→政界進出
2 情報商材を売る・セミナーをする
3 副業執筆→ベストセラー→コンサル作家
4 趣味のブログ→夢の書籍化→人生の思い出作り
5 企画持ち込み→仕事の依頼→大ベストセラーを書くぞ
6 どうしても書きたいこと・伝えたいことがある人
また、読書術の中で、『本に線を書き込む人と書き込まない人』という項があり、著者は本に線は引かない派だと述べている。この中にも書かれているが、読書術では本に書き込みをする派が優勢である。
あまたの読書本を読んで、私も三色ボールペンとかドッグイヤーとか色々試してみたのだが、元々本を綺麗に読むタイプなので、いくらやっても抵抗感があり、続かない。おまけにこうして本を汚してしまうと売り払うことができなくて、スペースがなくなると捨てる敷かなくて罪悪感がある(永遠に取っておけるほど贅沢はできないし、そもそも読み返す本は非常に少ない)。世の読書本のほとんどでは、「線を引く」「余白に文字を書き込む」「マーキングする」「破る」「バラバラにする」など、(中略)、私から言わせれば本に対する乱暴狼藉も甚だしい読書法が提唱されている。
ということで、非常に多くの本を読んでそれをまとめた本を出版されている著者が「本には何も書き込まない派」だというのは、非常に勇気?づけられた。著者の書かれているとおり、『情報整理術は自分にあった方法で』ということなのだろう(当たり前といえば当たり前なのだが)。
ということで、この本を読んで以降の本読みは付箋を貼る→ブログに書くという方法にトライしようと思う。