知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

頭は体に付いている

初職の上司・同僚6人で飲んだ。退職以来会ってない、という人はいなかったのだが、それぞれ久し振りで、一堂に会したのは上司の退職記念パーティの時以来だから3年ぶりか。今も当時の職にとどまっている人が2人。

ちょうど現在の自分の年齢が、初職を退職した当時の上司の年齢になっていることに最近思い当たり、若手君たちとの接し方とか、仕事への取り組み方とかで考えるところが多い昨今。そんな話を元上司にしてみたり。

引退後、夫婦で海外旅行したりしているなどという優雅な話を聞きつつも、元上司のお子さんたちがちょうど多感な時期が最も多忙で、週に1〜2回くらいしか一緒に居られなかったのが、他に選択肢はなかったと思いつつも、余り良くはなかったんだろうな、などと話されるのを聞いて、今の我が身を振り返り猛省したり。

(我が家なんて夫婦が両方ともそういう状態なんで、さらに「どんなん?」という感じ。それぞれが週に1〜2回いや、2〜3回にしておきたいが・・・。ですれ違いだし。家は荒れ放題だが子どもも荒れ放題??いやそれはちょっと・・・)

昔の職場の様子から、現在の知財業界の話、近況やそれぞれの子どもの話、ただのヨタ話、と色々話は弾んで楽しかったのだが、いかんせん疲れがピークの状態からまだ連休初日、しかも期せずして飲み会3連チャンだったため、食欲は落ちてるし、みんなに『疲れた顔をしている』といわれる始末で情けない限り。

みんなが二次会に行くと言っている中、どうにも自信がなくて9時前だというのに一人『帰ります』と言ったところ、元上司が、私の肩をつかむようにして、

仕事をするにも何をするにもからだが一番大事なんだからね。
頭は体に付いてるんだからね!

とおっしゃった。至言である。本日ただいまより、私の座右の銘はこれだな。

頭は体に付いている。

頭だけで勝負はできません。忘れないように書き留めておかなくては。