定期会員になっている地元フィルは、小林研一郎氏が冠指揮者になっていて、年に数回「コバケン・スペシャル」と銘打ったコンサートを打っている。本日は、ピアニストの小林亜矢乃さんとの親子共演。演目は、ベートーベンのピアノコンチェルト4番とフランクの交響曲。
- アーティスト: アシュケナージ(ウラジミール),ベートーヴェン,メータ(ズービン),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1996/03/01
- メディア: CD
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- アーティスト: ジュリーニ(カルロ・マリア),フランク,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2005/09/07
- メディア: CD
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なんでも、亜矢乃さんが4日前に事故にあったとかで、まだ立つときにちょっと不自由そうだったが、演奏の方は影響なく素晴らしいものだった。というか、私は半分眠っていたのだけれど・・・。(申し訳ない。仕事帰りの演奏会の前半は結構辛い)。研一郎氏は、このこともあって、かなり感極まっていて、例によってあれこれ舞台で喋っていた。もともと何かにつけて語りを入れる人ではあるけれど。
さて、今回のコンサートのチケットを購入したのは、親子共演が目当てだったわけではなくて、フランクの交響曲が聴きたかったから。この曲、大学時代の選曲に最後まで候補曲に残ったときに聞いて以来、何度も選曲で候補になるにもかかわらず採用されていない。弾いたことがない曲である。聞いている分には、そして、スコアで譜面面を眺めている分には、弾いてみたい曲の1つなのだが、生で演奏を聴いたことがなかったので(余り演奏機会の多い曲というわけでもないようで)。
で、始めてみた感想は、「ガシガシ刻みが多くて疲れそうだ・・・。」
でも、やっぱり弾いてみたいな。2楽章とか、1楽章も3楽章も。へとへとになりそうだけど、やってみたいなぁ。しかし、ドイツ的なものとフランス的なものの融合・混在で、作曲当時あまり受けなかったと解説に書かれていたが、たしかにどっちつかずのようなところがあって、変に地味なのであまり受けないんだよね。候補になるが本番に採用されない所以である。
ま、いつかそのうち。