転職してみたら、課長職相当はほとんど30台そこそこで、その役職定年も45歳。大変焦りを感じるところではある。せめて3年前に踏み切るべきだったか?とかね。
2ヶ月が経過して、グループ以外の女性にも話しかけられる機会がぼちぼち出てきた。わたしが既にそれなりの年齢のせいかみんな丁寧に話しかけてくる。バランスをとってそれなりに偉そうにしてみたりして・・・。このあたりの振る舞いっていうのも意外と難しい。腰がひくければよいってものでもないし。
それにしても、女性同士の人間関係に気を使わなくてよいというのは大変気楽である。初職のころは、みんな一緒くたに「女の子」扱いされるのがかなわなくて、先輩後輩と職種の別が入り混じった環境に手を焼き、早くそれなりに尊重される立場と年齢になりたいと思っていたものだった。その思惑通りに歳をとって手に入れた境遇はストレスフリーで快適である。勤め続けていたら色々あっただろう30代をスルーしてしまったのは、キャリアの積み上げという面から見れば大きな穴なんだけど、その間のストレスを回避できたというのはプラスなのだろうな。
気楽なだけの立場というのはそうそう長くは続かないだろうから、応じた責任が降ってくるまでの間だとは思うのだ。さて、いつまで続くか。