カナダにMOSAID Technologiesというライセンス会社がある。DRAM関連で訴訟をやったり和解したリライセンスしたりしているが、最近Agereから購入した特許群でWireless関連のライセンス活動を開始しているようだ。
そして、そのライセンスの最初の一社として松下電器産業と契約締結というニュースが入ってきた。松下、動き早い・・。活動当初で訴訟前だとかなりディスカウントされるので、無駄な経費は掛けずにとっとと決着をつけるという判断なんだろうが、それにしても早いな。そうすると、この手の会社は「あの松下も契約してるんですから」という手札に使うんだよねぇ。徹底抗戦か、早期和解か、社内の説得はどうするかなど、このあたりの踏み切り方の基準を教えてもらいたいものである。