知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

読書環境について #WRM感想

WRM 今週のQ

愛読している@rashita2さん(倉下忠憲さん)のメルマガ「Weekly R-style Magazine」の今週号のQが、

Q.考えうる限りで最高の読書環境について教えてください。

だった。そして、著者としては、

私は東京→京都間の新幹線の中が真っ先に思いつきました。

だそうである。

書店のカフェが至福

つらつら考えていたのだけど、私が至福に感じる読書環境としては、

1) 大きな書店に併設されたカフェで
2) 美味しいコーヒーを飲みながら
3) 帰る時間をまったく気にせずに読書に没頭できる

というところだろうか。この3)は自分の方の制約なので置いておくとして(とはいえ、これが一番実は難しかったりするのだけれど)、1)と2)が充たされた素晴らしいカフェが地元にあったのだが、書店&カフェが入っていたビルの建て替えで閉店されてしまい、至極残念。

書店に併設されていて、勘定前の本が読めるという環境は、モントリオール時代にChaptersという書店の中にStarbucksが入っていて驚愕した(本にコーヒーこぼしたらどうしようとかえらくドキドキした)のが初めてで、帰国してから少しずつそういうところに遭遇するようになって(でもさほど普及していない印象)、とても嬉しいのだけれど。

絶対買って帰る本、というのは置いておいて、ちょっと読んでみたい本、というのは色々あるので、それを立ち読みしていると足が棒になりすぎるので、座って読めるのはとてもありがたい。というか、これがないと書店に行く楽しみが半減するのだけれど、暇と体力がどんどん落ちているのでカフェがないと書店に行かなくなるんだよ。。ベンチだけじゃダメなのだ。ベンチってすぐいっぱいになって座れないしさ。

で、この結果、やっぱり買いたい本を決定して、お持ち帰りするのが醍醐味かと。

新幹線の中では読書じゃなくて文献読み

ところで、倉下さんの挙げられた「東京→京都間の新幹線の中」というのはどうだろう?と我が身に照らして考える。毎週毎週新幹線で東京に向かっているのだけれど、ここの中というのは、私にとっては『読書環境』というよりも『文献を読む環境』なんだよな、と思ったことだった。やってることは文字を読んでいるわけで、あまり変わらないんだけど。

私のタスクリストのリピート設定には、『読書』と『参考文献読み』の2つがあって、前者は『楽しみ』のカテゴリだし、後者は『インプット』のカテゴリに入っている。読書で読むのは自分が読みたい本で、コミックやラノベからビジネス書や自己啓発本まで色々だけど、まあ読みたい本である。対して、『参考文献読み』で読むのは、仕事関係の、いわば「読んでおかなくちゃ」と思う本や雑誌。代表的なのは、毎月の法律雑誌の記事で、これに知財法関連の書籍とかが加わってくる。1つ前のエントリで書いた租税論の本たちもこれ。もっと仕事に近くなると、特許公報読んでたりもする。

で、こうした文献類は、早く読んで血肉にしておきたいから読了メモとかも残しておきたいんだけど、自宅でゆったりビーズクッションに座って読もうとすると(あ、これが読書環境として2番目。そして現在1番が欠番なので繰り上がって1番)、ほとんど間違いなく眠くなるので進まない。かといって、仕事の文献だからと言っても業務時間中に読む時間はなかなか取れない。とすると、最適なのは移動中の車中なのである。他にすることもあまりないし、不思議にここで読んでいてもあまり眠たくならないので、たいてい予定分だけ読了することができる。ついでにメモを取ったりすることもあるけど、そこまでやると車酔いすることが傾向として多いので、読みっぱなしになる方が多いのが玉に瑕。

と、ここまで書いて、読了メモが進んでいないせいでエントリにできていない記事があることを思い出した。。。励みます。

追記

倉下さんに拾ってもらってエントリに引用頂きました。が、その後で、こちらのブログを引っ越してしまったので、リンク切れの羽目に・・・。ごめんなさい。

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