4月終わり頃の東京出張中に、丸善日本橋店をうろうろしていて平積みになっていたこの本を買った。
フランス女性は太らない―好きなものを食べ、人生を楽しむ秘訣 (日経ビジネス人文庫)
- 作者: ミレイユ・ジュリアーノ,羽田詩津子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/02/02
- メディア: 文庫
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さっぱり続かないダイエットの参考になるかも、くらいの軽い気持ちで買ったのだが、ダイエットの指南本としてはともかく、書かれていることにはいたく共感した。
この本でもまずは3週間食べたものを記録することから始めようと書かれているのだけれど、どんな本を読んでもそれが3日と続いたことがない私は今回は端からやろうとしていない。その代わり、食べることに関しては、すべてはバランスの問題なのである。・・・個人的なバランスを発見し、それを維持する方法を学び、心底から快適に生きること(P41)
・意識して食べる(何を食べているのかに自覚的になる)、
・フルーツや野菜をたっぷりとる、
・楽しみの食べ物は、質の良いものを少しだけ食べる
ことを心がけ、同時に、日常的に(ジムに行かずに)できる運動を増やすようにした。具体的には、途切れがちになっていた毎日一万歩を歩くことを意識して、朝の2駅を歩く、昼休みに30分散歩する、帰りの2駅も歩くようにしてみた。
それだけで、(痩せたとまでは言わないが)ずいぶん体調がよくなった。まだまだ食べる方では失敗が多い(つい無自覚に食べてしまって後から気分が悪くなることもちょくちょくある)けれど、おそらく歩いているおかげでジムに行けない週でもあまり体調が崩れなかった。
ランニングを趣味にしている友人に、なぜ走るのかと聞いたら、走っていなかった頃よりずっと体調がいいからだという明快な答えが返ってきたけれど、確かにそうだな、と思う。一日これだけ歩くことで快調になれば、それは継続しようという気にもなるものだ。
次は、オフィスの階段利用だな。なにしろ執務フロアが8階で、ほとんど日中離席しないものだから、執務時間中の運動不足というか姿勢の固定は甚だしいのだ。せめて3階にある会議室フロアの往復くらいはエレベーターなしにしてみよう(と今日はじめて上ってみた。ゆっくりだったけど、恐れていたほど息切れしなかった)。慣れてきたら、1階から上がれるようにしよう。
なにしろこの本の著者は、15階に住んでいて、週に何度かは階段で上り下りしている!というのだから。