知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

2014年2月のレビュー

2月が終わった。

年が明けてから期末までの3ヶ月は毎年慌ただしく過ぎていく。1月と2月は稼働日が少ないし、3月は待ったなし年度末だし。そして翌年度に向けて管理系業務が増えるので実務に避ける時間がさらに減ってしまうという状況で。

そういえば、その昔、初職の会社は11月20日が会計年度の締めというなんとも中途半端な感じだった。新年度が11月21日から始まるって一体、と毎年思っていたが、なぜそんなカレンダーだったのかはその当時もよくわからなかったし、今となってはなおさらである。ちなみに、私が退職してから変更され、今ではごく普通に3月末締めになっているようであるが。

さて、2月を振り返るわけだけれど、なんとも停滞感が漂う。ブログの更新本数が10本しかないところに如実に表れているというか。過日創刊された「Productive Magazine日本版」での記事、「タスク管理の本番は、二度挫折してから」の中で、倉下忠憲さんは、GTDを興奮して始めたものの、一度目は「適切なリスト」が作れなかったため、2度目は「レビュー不足」で挫折した、と書かれている。

なんだか状況としては似ていて、以前はリストの管理状態にめげて挫折、今回はツールも新しくして、同じ轍を踏まないように気をつけていたつもりだけれど、やっぱりレビューの段階でうまく行かなくなってなんとなく雲行きが怪しい感じ。

どこでひっかかっているのか。

ログを取ることはずいぶんできるようになってきた。ほぼ毎日紙ものはスキャンしてEvernoteに放り込み、紙を持ち歩く代わりにSmartEverを使うようになった。SleepMeisterも継続している。「瞬間日記」もときどき飛ぶけど基本は相性が良くて、わりと気づいたことをちょくちょく書き留めていて、1日分をEvernoteに送っている。食事の写真を記録のために撮ることもずいぶん定着してきたと思う。

だがしかし、これらをどうレビューしていくのかの手法が確立しない。レビューのテンプレートも作ってみたんだけど、書く方が続かない。3日坊主って感じで。ログを集めているものの、それを見返す、ということが習慣化しない。これまでやったことがないこともあり、どのタイミングで、何を見て、そこから何が得たいのかが不明。要は、レビューレビューと言われているからやらないと行けないんだろうと思うんだけど、自分自身が何のためにレビューをしたいのかが腹に落ちていないんだと思う。いつレビューするのか、というのも確立しないし。

一方で、タスクの方は、なにしろ繰り返しのルーティンが多いということが判明し、これをToodledoに登録してきっちりやるようにしたら、そういう類のものははかどったものの、こんどはそうでない、まとまった時間を割いて成果を出す類のものをどこに嵌めて良いのかわからなくなってしまい、ルーティンは進めど成果が出ないという本末転倒?な状態に陥ってしまう。

かといって、ルーティンに落とすべく塊の単位を小さくするということも試してみたのだが、思考が分断されてしまい無理だった。短くても1時間、できれば3時間くらい集中して取り組まないと、再開したときの戻る負荷が高すぎる。

並行して、仕事の方でもグループ全体で工数を記録して分析するニーズが出てきてこれとの整合をどうやるのかという課題があり、とはいえこればかりに時間をかけることができる状況ではもちろんなく、日々が過ぎていってううう。

等といっている間に時間が過ぎるので、2月はセミナーの類も色々参加したんだけどあまりまとめてアウトプットまで持って行けなかった。無念。

さて、3月はどうしたもんかな。