知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

QOLとかバランスとか

転職前に書いていたブログの中で、自分の価値観で最も重要なのは「バランス」だとかもっともらしいことを書いていたのだが、ここ1年ほどのワーカホリックぶりをみると、

ほんとかよ?

という感じである。単にその頃は仕事がそこまで面白くなかっただけなんじゃないだろうか、と自分でつっこみを入れてみたりする。

仕事に入れ込みすぎると、家が荒れるのは確かで、あんまりよろしくないな、と思うことは思うのだが、きっと子どもがいなかったら歯止めがさらにきかなくて、とうの昔に別居して働きマン状態になっているに違いないと思ったりする(別居に他意はなくて、単にこの業界で私の職種は圧倒的に東京が有利なのできっと東京に転居してただろうと言うだけの話)。

で、こんな精神状態が続くと、仕事以外のことはおしなべて面倒になり、プレッシャーで精神的には疲れてくるので、働いていないときはひたすら体を休めたくなって、活動意欲が低下する。7つの習慣で言えば、第一領域に追われる余り第二領域が減って、第四領域に逃げ込む状態になる。よろしくないな。

今年の目標は、バランスを取り戻すで、ジムに週2回行くという具体的な項目を立てているのだが、これが最近苦痛で。

楽しくもないのになんでジムに行かなきゃいけないんだ?
今日は疲れているからムリに運動するより休んだ方がいいよね。
今日は出張だったから行けないな。

などと言い訳が増える増える。一応、木曜夜と日曜朝に行くと決めているのだけれど、先週木曜も前職の先輩が急になくなってお通夜があったり、中国行きが降って湧いたり色々あって半分以上行く気が失せていて子どもにどうしようかなぁとかこぼしたところ、

おかあさん今年の目標は『週に2回ジムに行く』でしょ!行った方がいいに決まってるじゃん!

と口を揃えて言われる始末(はい、逆らえなくて行きましたとも)。

で、以前購入して読んだトレーニング本を再読した。

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

思い出した。トレーニングって、楽しいからするんじゃなかった。自己投資だったんだよね。英語とか中国語とかと同じで。目的を見据えて、目標を設定して、検証して、軌道修正して・・・。仕事と同じだよ。まあでも一生元気で働き続けて人生を楽しむためには何をおいても健康で体力がなくてはね。精進します。

ということで、初心に返って今朝もジムに行きました。

しかしねぇ、これも自己投資だとすると、最近純粋楽しみ系のことがないよ。やっぱり音楽再開した方がバランス的にはいいんだろうなぁ・・・。食べる楽しみとか飲む楽しみとかもだんだんなくなってきてるし(どんどん淡泊になってどうでも良くなってる)。なんとかヒマを捻出してやらないとどんどんまずい方向へ行くのではないかという気がしてきた。ううむ。