知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

丁寧に

9月が始まった。

最近の学校は週休2日のせいで減った授業時間を確保すべく夏休みも9月にならないうちに終わったりするようで、当地でも、猛暑の中8月最後の週には、朝地下鉄で見かける学生さんの数がかなり増えていた。公立の学校でそういう話は聞こえてこないので、一部の私学かな、とは思うのだけれど。

とはいえ、自分としては、やはり夏休みは8月いっぱいまで、9月になったら新学期、というイメージはぬぐい去れない。カナダにいたときはどうなんだと考えては見たものの、子どもが学齢でなかったので今ひとつよくわかっていなかったのだな。9月早々に新年度が始まっていたのは確かだが(Back to School)、夏休みの突入がいつも気がついたら始まっている感じだった。

ということで、新学期。通常復帰。息子たちも朝起きなければならなくなり、ルーティンに戻った感じである。早速息子1号は実力考査があり、息子2号は月末の運動会を控えてさっそく組み立て体操の練習が始まるそうな。頑張ってくれ。特に息子1号、落第は勘弁してよね。

私自身は対して変わりはないわけだけれど、中途採用の期待の若手が予定通り入社され、一日全社の導入研修があって、4時頃に配属になった。事情があって6月に面接、7月頭に採用決定後、しばらく間が空いたので、多少お会いしたときと感じ方が変わるかとも思ったりしたのだが、特にそういうこともなく、無事に1日目が過ぎた。

新メンバーを迎えるのはこれで何人目だ?というくらいなのだが(中々居着いてくれないので)、ちゃんと系統立てて導入教育を考えたことが実はなかったのだが(すみませんすみません。余裕がないというのは恐ろしいもの)、今回いきなり仕事の雨を降らせるのはやめて(反省した)、一応のプログラムを考えてみた。といっても、対して長いものではなく、1日2日で実戦投入なんだけれど。

併せて、ここのところ色々考えるところもあって、バタバタと片付ける仕事のやりかたをもう少し見直して、丁寧にやろうよ、と強く思ったことであった。なんだか意思決定のスピードばかり問われることが続いていたので、全ては斜め読みになってしまい、根気が続かなくなっていたのだが、プロフェッショナル職種としてそれはどうなのよ、というところもあり、今後のキャリアをどう振り向けるか、という大きな視点で考えても、あまり自ら狭めるようなことは良くないよね、と思ったのだった(いったいなんのこっちゃですな。すみません)。

ということで(どういうことだ?)、9月新学期?の合い言葉は、『丁寧に』なのである。しばらく継続します。