地元のプロオケ定期に行ってきた。演目は、
バルトークのVa協は久しぶりに生演奏を聴いたけれど、とても豊かな演奏で、素晴らしかった。仕事帰りに演奏会に行くとなかなか没入できないのだけれど、演奏がとても素晴らしかったおかげで堪能できた。いや〜、やっぱりVaの音って、いいよね。としみじみ。ラーション 田園組曲
バルトーク ヴィオラ協奏曲 ソロ:川本嘉子
リムスキー=コルサコフ 交響組曲『シェエラザード』
シェエラザードの生演奏も久しぶりで、自分が弾いたときのことを思い返してしまった(弾いたことのある曲を聴くとどうしてもそうなるな〜)。こちらの演奏も堪能させてもらいました。指揮者が指揮台で飛んだりはねたり踊ったり?されているのが特徴的で面白かったし。
で、自分の演奏の方は、激務との両立ができなくなってオケを退団してからもうずいぶんになる。人生を豊かにする音楽と触れる機会はぜひ確保したいところなんだけど、自分で弾くとなるとやっぱりそれなりの時間を投入しないと難しいので、現状このままの生活ペースではまた立ち行かなくなって倒れるのが目に見えていて、どうにも積極的になれないでいる。
とはいえ、このまま楽器に触らない生活を続けていたら、きっともうこの先復活することはないだろうというのが見えてしまって、でも、そこまではまだ諦めがつかない。だってねぇ、定年退職してからいざ弾きましょうったって無理だと思うんだよね、体力的にも技術的にも。
決断するならそろそろなんだけど。自分の人生の大事なことはんなんだろう、と改めて考えてみないとね。
で、ふと思い立って古巣のオケのホームページを見に行ったら、弦楽器奏者募集中。特にVaさん急募!とあった。これって、ひょっとしなくても楽団員ゼロなんじゃないだろうか。Vaパート。2人しかいないところ後ろ足で砂をかけるようにして辞めちゃったからなぁ。..一人残るのはかなりきついので、持たなかったんだろう、多分。と推測。うーん。。。戻ろうと思えばいつでも戻れるんだろうけどね。さすがに3度目だし、毎度同じことを繰り返すのもさすがに、と思ってまだ考慮中である。