知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

定期券を止めてさらに歩きたい

11月20日で通勤定期券の有効期間が満了したのだが、更新せずに毎回ICカードで支払うことにした。

最寄り駅から勤務先までは、地下鉄で2駅+3駅なのだが、距離としては5.1Km。当地の地下鉄の料金は、距離によって1区〜5区に区分されていて、料金やら定期代はこんな感じ。会社で支給されるのは最短ルートを通った場合の6ヶ月定期の費用だから、49,200円で、1ヶ月あたりにすると8,200円になる。

ただ、会社が比較的街中にあるので、帰りに寄り道をすると、残念ながら最短ルートの沿線からまるではずれてしまうので、普通に定期を買っていたのでは、定期のルートを使わずに普通料金を支払っている日が多くて定期券の意味があまりない。

区間キロ別料金6ヶ月定期1ヶ月あたり21日往復242日往復
1区3キロまで 200円44,070円7,345円8,400円96,800円
2区7キロまで230円49,200円8,200円9,660円111,320円
3区11キロまで260円53,950円8,922円10,920円125,840円
4区15キロまで290円58,270円9,712円12,180円140,360円
5区15キロ超320円62,210円10,368円13,440円154,880円

当地の地下鉄は、乗車駅と降車駅が同じであれば一筆書きでかけるルートであれば定期券が購入できる。そこで、これまでは、寄り道しても定期圏内でカバーできるように色々通るルートを設定して購入していた。但し、これだと距離が伸びるので、3区でも足らずに4区になる。1ヶ月あたり9,712円で、1ヶ月あたり1,512円の持ち出し。定期ルートからの精算分はほぼ1区200円だから、1ヶ月に8回寄り道か休日にお出かけするなら採算が合う。週に2回くらいは出かけている気がするので、まあトントンか。しかし、時にはカバーできないところにも出かけるので、多少の今ひとつ感があったりした。

一方、季節も良くなったので、朝夕みっちり歩こうとすると、通常乗換駅までの往復を歩くことになるのだが、乗換駅から会社の最寄り駅までは3.1Kmのため、1区で効かない。これが1区内で収まるなら、この区間だけ定期にして、ということも考えたり、定期券を止めて、通常の料金で乗り降りして、というのも考えやすいんだけど。

また、他に、交通系ICカードが相互乗り入れしたため、乗車券であればモバイルSuicaが使えるため、ICカードを持ち歩かなくて良い、現金で購入しなくて良い(クレジットカードで入金できる)という要素もある。

ということで、前置きがずいぶん長くなったけど、試しに定期券をやめて乗車券で通勤してみることにした。年間の出勤日は242日、月平均21日なので、普通に通っていては1,460円の赤字になるが、4区分の定期を買っているよりは2,520円余裕があるので、寄り道分を考えると似たり寄ったりだろう。

どちらかといえば、定期券を止めることで、寄り道しないときの通勤を、1区間だけ地下鉄乗車になるように、朝夕で6Kmほど歩くことへインセンティブにする。とりあえず、2日ほどやってみて、多少足に疲れがでているけれど、なんとか行けそうな気がしている。なにしろ運動がこれだけなので、ちゃんとやらなくちゃね。

また暑い季節が巡ってくると、朝歩くのは無理になるので定期に戻すかもしれないが、当分はこれでやってみるつもり。