知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

企業文化なるもの

来週末に会社で「新任管理職研修」を受けることになっていて、その事前課題の提出日が今日だった。曰く、

あなたの考える継承すべき企業文化とは何ですか。

さすがに一から考えろというわけではなくて、当社と当社創業者について数年前にどこかの大学の先生が作ったケーススタディを読んでそこから考えろというもの。

しかし、この同じ教材、入社研修でも使われたので、転職してまだ2年たっていない私としては、

う、またか〜。

と正直なところ思ったもので、おもわず課題を与えられてから期限ぎりぎりまで放置するという私にしては珍しいプレイをしてしまったのだった。
(注)私は夏休みの宿題を7月中にやってしまうタイプで、かつて大学で卒論の提出日が2日間あったので、1日目の早々に出して翌日みなの陣中見舞いに行って嫌がられた過去を持つ。

仕方なく本日朝から再読したのだけれど、入社前にへぇ〜と読んだときよりもさすがに社内事情がわかってきているので色々と思うところはあったりする。知財なんてやっていると、開発の体制とか、社外の外注やらODMとの取引のやり方とかに触れる機会も多いので、なんでそんなことになってるのよ〜!!となることも色々あるんだよね。売上が上がり、人が増え、拡大が至上命令になり、組織も肥大して、創業者も年を取ると色々同じようにはいかないところも当然出てくるわけで。

そんな中で企業文化を考えるというのはよい機会なのだろう、きっと。もっとたくさんの人で考えた方がいいんじゃ?と思わないでもないけれど。