知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

年度末のもろもろ

3月もあとわずか。桜が咲き出したりしてすっかり春というかなんというか。個人的には今シーズンも変な天候で、2回しかスキーに行けなかったのが悲しい(おまけにどちらも猛吹雪に見舞われたし。普段の行いが悪いのか?)。

さて、特許事務所時代は、年度末の予算消化の厳しいクライアントを抱えていたために、毎年3月は休日なしの持ち帰り三昧で死にそうになっていたが、転職してからはあまりその手のことはなく、かつてに比べれば格段に平和である。消化するほどの予算規模ではないというのが大きいのかもしれないが(苦笑)。

そんなわけで、来年度の予算案を作成し(概ね承認されそうな見込み)、どこまで予算化してどこまで引当金にするかなどの検討をし、大幅増額予算に見合った行動計画とその検証の仕組みを作るのに忙しい昨今。

一方で、弁理士会の会務の方も年度末で区切りとなる。先週は、研修所の運営会議があり、出席の返事を出したにもかかわらず支店で色々あっていつものごとく捕まってなかなか出られず、30分ほど遅刻したら会社に

出席で出しておいて欠席されると困るんですけど

と事務局から電話で督促が入ったらしい(って、地元に電話されてその場にいたら絶対間に合いませんが)。

定足数(5分の1)が満たず、運営会議がなかなか開けないという状況だった模様。実際ついたらまだ始まってなくて、45分遅れで開催されたのだが。それもなんだかなぁ。次年度以降は委任状方式にしたら?(というか毎年薄氷を踏む思いでやってますとか言いながらまだ採用されてないというのもなんだけど)

それはともかく、昨日は審査部の最後の部会だった。これは弁理士の義務研修にかかわるもろもろの審査を行う部会で、単位の認定もあれば、外部認定機関の認定、外部認定機関の研修計画や実施報告の承認、軽減免除の承認、著作活動や講師活動によるみなし単位の認定などがある。その性格上、持ち帰って作業ということができないので、毎月1回集まって(多い月は2回開催されることもあり)作業を行う。色々面倒なクレームやらもあったりするが、基本的に会員相手の内部関係なので、本業と比べると穏やかなもんである。持ち帰り作業もないので非常に負担が少なく、私に取っては理想的な会務だった。

部会の後、こぢんまりと打上を行った。部長の弁理士から

senri4000先生は、常に淡々としていらして、おみかけすると非常に気が楽になりました

などと褒めているのかなんなのかよく意図の分からないコメントを貰ったりしたが(苦笑)、まあいつも悪く言えばどうでもいいことでよく悩むな〜と思っていたのが顔に出ていたに違いない。

そんなこんなで、年度末は過ぎゆくのだった。