知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

本を読む本

23日に、「フォーカス・リーディング」刊行記念セミナーに行ってきた。たまたま、どこかのブログでこの本の書評を見て、興味を覚えていたところ、立ち寄った書店で平積み&セミナー入場券を配布していたのだ。とはいえ、刊行当初の配布でセミナーがあったのはこの23日。ずいぶん間が開いてしまい、それこそ通読レベル1で流し読みしただけの状態で放置していたため、書いてあったことはまったく記憶に残っていなかった(苦笑)。セミナーは、書籍に書かれている速読術の体験と、読書についての著者の考えを述べるという形だった。機会があればもう少しちゃんと紹介したい(が、順番待ちなのでどうなるやら)。

フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術

フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術

なので、今回のエントリーの主題はこの本ではない。このセミナーの中で、先回のエントリーで紹介した小宮さんの「ビジネスマンのための「読書力」養成講座」が紹介され、そして、この本は「本を読む本」を今のビジネスマン向けにアレンジしたものだという言及があった。そこで、セミナー終了後、「本を読む本」を買いに書店に寄ったら、講談社学術文庫なのに平積みになっていた。帯には「勝間和代さん推薦」。すごっ。
本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)

  • 作者: J・モーティマー・アドラー,V・チャールズ・ドーレン,外山滋比古,槇未知子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/10/09
  • メディア: 文庫
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で、その後数日かけて今朝の通勤電車で読了したのだが、これは通読レベル2の本だねぇ。もう少しじっくりしっかり読まないと頭に残らない。で、おまけに古くから版を重ねていて、日本語の翻訳も70年代。かなり読みづらい。訳語に当てられた漢語がなじみがないものがあると、原語はどうなんだろうと気になるので、どうも集中できない。これは原典に当たったほうがよさそうだ。
How to Read a Book (A Touchstone book)

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ということで、原書を読み終わるまでレビューはお預け。