知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

モードの自動切り替え機能?

いや、デバイスの話ではなくて自分の話。

喋る言語で人格が変わる(日本語人格とか英語人格とか)という話はよく聞くが、どうも私の場合、仕事モードとプライベートモードでそんな感じのようだ。以前に、真剣味が足らないというエントリーを書いたけれども、これも結局はそういう話か?ということに最近(遅いし)思い至った。

仕事モードのスイッチが入れば、ミッション・目標・具体的手段への落とし込み・リソース配分・実績の検証と修正、と自動的に頭が働くし、その実行が自分の気分に左右されたりとかはもちろんしない。

しかし。これがプライベートモードになると、大変な気分屋で、

・気分が乗らなければ何もやらない
・長期的なことは考えるのもイヤ
・難しいことは人任せ
・その場の雰囲気で処理をするから後まで記憶が残らない。メモを取るとかなんのこと?で残す努力もしていない
・おかげで家の中はカオスになっていて手元に何があるのかさっぱりわからず探す気にもならない
・当然プライベートで目標を立てても続かない。大体なんでそういう目標を立てたんだかすぐわからなくなるし、その実行手段もすぐ忘れてしまう
・お金のことは特に難しいので何度か考えてもさっぱり。考えなくちゃ、という気持ちだけ残っているので、時々思い出して騒ぎ立てるけれど毎度同じことを繰り返してその後また忘れてしまう、というサイクルになっているような。
・そして人生に執着するものがなにもないので余計気分で行動する

書いててイヤになって来た(笑)。そりゃこれにつきあっている夫としてはイヤだろうなぁ。何か話をすれば『覚えていない』と言われ、『こうした方がいいんじゃない』と提案すれば『やりたくないからできない』と言われ、理を尽くして説明すれば『難しくてわかんない』と言われる。そりゃ『あんたそれでよく仕事してるね!』とぶち切れたくもなろうというものだ(いやさすがに20年も一緒にいるので慣れていてぶち切れたりはしないんだが)。

んで逆に仕事モードでしか会わない人たちには『まったくプライベートの顔が想像できないんですけど』とか言われる訳ね。

なんでこう極端にモードの切り替えスイッチが自動で入ってしまうのかは謎で。もともとプライベートモードのような性格なんだけどこれじゃさすがに仕事にならないので無理矢理矯正していたら仕事では一応それなりに機能するようになったのか(それにしても極端だが)。あるいは仕事モード全開にしているとそれはストレスが溜まるので、その穴埋め防衛で気の抜けたプライベートモード(わがまま全開)になってしまうのか。

いずれにしても、仕事モードの自分が高度化?していくにつれて差が開いてどんどんプライベートモードの自分が手に負えなくなっている傾向は明らかで、さすがにこれじゃまずいだろう、と(ということは、やっぱり防衛反応なのかねぇ)。やればできるんだから、もう少し統合化というか、必要に応じて気分じゃなくて目的志向で動くようにしない?と自分で自分を宥めてみる。なんかそのうち何にもやりたくないから今日は一日寝てる!とかいう日々が続きそうな気がして(そういうことも間々あるにはあるのだが、それじゃ人生つまらんだろう。仕事に捧げてるようにしか見えん)。

というわけで、自動切り替え機能を全くオフにするのは難しそうなので、とりあえず手動切り替えのスイッチもつけてみた、ってことで。トライ。