知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

産休・育休・時短など

当社知財は私を含めて半数が女性(改めて数えてみたらちょうど半分で実は驚いた。もっと少ないと思ってたので。自分を勘定に入れてなかったせいも大きいが)。

私自身は物理的に子育てに手が取られる時期を過ぎたのでほとんど影響はないが、残りの女性は一人が昨年育休から復帰してきて現在時短中、もう一人が10月から産休に入る。

会社全体で見ても、女性全数の1割弱が産休育休中で、育児時短勤務(1〜2時間の早退が多い)はもう少しいるだろうし、時短勤務じゃなくても子どもが熱を出したので突然休まなくてはいけないという状況にある社員はもっと多いと思う。

出産しても育休から復帰して継続して働くという選択をする女性社員がずいぶん増えた。とはいえ、4月の年度初めでないとなかなか保育園に入るのは難しいところは以前と変わらないらしく、10月産休を前にして引き継ぎのために交代要員を8月くらいから入れて欲しい要望を出していたところ、

8月に復帰してくる人を当てようと思っていたら保育園の空きがなくて復帰できなくなっちゃいまして。

とのこと。オイオイ。1年前後の育休で、原則は元の職場に復帰なのだが、1年も経つと会社組織の方が変わっていて戻って来ようにも組織が存在しないなんてことが珍しくないということもあるけれど、育休期間の終了に合わせて会社としても人員計画を組んでるわけで、復帰できなくなりましただけで大丈夫なのかしら、と人ごとながら心配になってしまった。その辺って、昔は会社側がもう少し厳しかった印象があるんだけどな。

ともあれ、こちらとしては、引き継ぎ期間が余り短くなっては困るので、よろしく、と人事にプレッシャーかけるだけなのだけど。

それにしても、こうした休職への出入りを筆頭として、時短中の業務の振り分け、子ども関係での突発的休暇取得と子育て期間中の社員まわりは想定しておかなくてはいけないことが色々ある。そういう意味では、起こりうることをあらかじめ考えておいて、その場になってから慌てないようにすることは必須で、逆に、そのようにしておけば何も恐くないし、その場しのぎにならないだけ何も考えずに勤務しているよりずっとよかったりする。

時短勤務中の部下も、最初のうちは子どもが熱を出してお休みするとか、それが数日に亘るとかするたびに『申し訳ありません』を繰り返していたのだけれど、子育て中はそれが通常なのだから、それがいつ起こってもいいように業務を整理しておくこと(上司=私が見て処理ができるように)、時間や期日に余裕をもっておくことを常に考えておけば申し訳なくなんかないと言い続けたところ、最近は慌てなくなったし、業務のハンドリングも上手くなったと思う。有休の残り日数がどんどん減っていくのはかなわない、というのはあるみたいだけれど。

さて、産休取得を機に、属人化している彼女の業務の見直しをしなくては。