先週11/13の夜、地元の弁護士+弁理士の研究会で標題の発表を行った。
この研究会に参加されているメンバーは、あまり米国でのNPE訴訟などには日頃は縁がなく、なじみがないので、概略を聞くだけでも興味深いからと言われたので、現時点での私の思っていることを公開されているソースからのデータを交えて1時間ほどお話しした。
これまでこのブログに書いてきたことも当然ながら含まれているが、ここで一通りまとめておくのは仕事上も有用だろうと思ったので、ペーパーに落としてみた。ここにもアップロードしておく。
項目としては、こんなところ。
1.米国における特許侵害訴訟の概況
2.パテントトロールとは何か
3.パテントトロールの類型
4.パテントトロール企業体の形式
5.パテントトロールの権利行使のタイプ
6.トロールを代理する弁護士
7.共同被告
8.裁判地
9.新しい傾向?
10.対抗策
ここの中で使ったデータのソースは以下の通り。
・GAO INTELLECTUAL PROPERTY Report
Assessing Factors That Affect Patent Infringement Litigation Could Help Improve Patent Quality (GAO-13-465, Aug 22, 2013)
・PWC 2013 Patent Litigation Study (June 2013)
・The AIA 500 Expanded: Effects of Patent Monetization Entities (April 9, 2013)
こちらは、直前に発行されてまだ読めていないもの。
・ Patent Assertion Entities (PAEs) Under the Microscope: An Empirical Investigation of Patent Holders as Litigantsそこのなかで引用されている大統領府のレポート(これもまだ未読)
・PATENT ASSERTION AND U.S. INNOVATION (Executive Office of the President June 2013)
上記のようなソースとして、日々チェックしているブログ
・ PatentlyO
・ IP Watchdog
・ FOSS Patents
・ The Essential Patent Blog
・ Patents Post-Grant