知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

裁断してスキャンしてから読めるようにするにもそれなりの手間が

先日読んだ「書類整理ハックス」の中に、片付けてすっきりするために本を電子化する=自炊するのはよく試みられるけれど、かなり大変で、片付いていない部屋をすっきりさせるのなら、本以外の書類に狙いを定めるべきという趣旨の記載があった。

デジタルでスッキリする 書類整理ハックス

デジタルでスッキリする 書類整理ハックス

確かに、背表紙を切り取り、スキャンして、ページ抜けや向きの誤りがないか確かめて、ということが必要で、この本によれば、慣れるまでは1冊あたり15分程度かかるとのこと。そうまでして100冊の本を処分しても本棚1つに満たない。

というのをもう少し早くに読んでいれば良かったのかもしれないが、ずいぶん前に自炊にトライして、とりあえず裁断してスキャンした状態で処理を待っているpdfファイルが150ほど有り、ここから先に待ち時間が多いので、棚晒しになっていた。

私はScanSnapのS1500を持っているのだけれど、一度にスキャンできる枚数には当然限りがあり、頑張っても100枚程度。これでは大抵の本は数回に分ける必要がある。ということは、あとで1つのファイルに統合しなくては1冊の本には戻らないし、その上でスキャンしたファイルの最適化をしておきたい(これをやらないと容量が凄いことになってしまう)。この結合と最適化にAcrobat上でけっこうな時間がかかるため、ボトルネックになって終いに嫌になり、放置された、という顛末。

そうこうしているうちに、電子書籍がどんどん立ち上がり、底まで手間をかけなくても電子書籍として購入できるようになり、どんどん熱が冷めて本日に至る。

とはいえ、このまま放置して置いてもなんの役にも立たないので、今後どうするかは置いといて、ひとまずこの150ファイルくらいは結合と最適化してDropboxに保存し、i文庫HDから読めるようにしておきたい。

ということで、気を取り直して1月半ばからDailyタスクに「自炊本の化可読化」を入れて毎日ちまちま処理している。ようやく90ファイルくらいになった。こういうタスクはまとめてやるより毎日忘れずにちょっとずつやるのが効果が高い。