知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

業務の割合?

3/18に予定されているBLJの第4回交流会の参加にあたって、事前にアンケートが送られてきた。その1問目が、

担当業務とその割合をざっくり教えてください(契約審査○割、会社法務○割、…)。

※18日は弁理士会の会務でたまたま東京出張日にあたり、喜んで申し込みしたのだが、今日になって業務で会食になってしまい、泣く泣くキャンセル。お会いするのを楽しみにしていた法務のみなさま、またの機会に。

アンケートを開いた時点では、ざっくり、こんな感じ?と思っていた。

特許権利化1割、商標1割、マネジメント3割、知財渉外(訴訟警告対応)5割

※権利化?人手不足で中間処理一手引き受けるハメになっているんですわ。

しかし、今週始まって以来、渉外実務をやったのって、火曜に東京で米国弁護士と訴訟対応の打ち合わせをした1時間ポッキリ。あとは、商標関係に3時間くらい、部内の工数管理とスケジュール管理に1日、ここのところエントリーもしているグループ内知財管理問題がどっしり。

うーむ、これでは、

特許権利化1割、商標1割、知財渉外(訴訟警告対応)1割、マネジメント7割、

である。仕事の半分位、企画業務ですな。もう少し部が大きいところだと専用の人員が置けるんだけど、程遠いので、全部兼務。これに社内調整とか社内政治とかがかぶってけっこうトホホな状態である。

まあこんなのが許されるのって、それなりに対応を要求される案件が今現在少ないから、というのと、対応すべきタスクはあるんだけど、部下に任せてチェックを入れれば回る状態だというのとが要因としてはあるのだけれどもね。これが複数案件で佳境に入ってくると、流石に自分で動かないわけには行かないし。人材育成の観点から言えば、あまり私自身がプレイヤーをしない方がよいので、これはこれでいいのだけれども。

ああ、ちなみに純粋なマネジメント業務とか企画業務とかは決して嫌いではないです。むしろ嬉々としてやっている感があります。