知財渉外にて

2008年3月~2014年9月までの間、知財渉外ネタを中心に書いてきました。

場当たり的にならないように

昨日、移動時間や待ち時間でこの本を読んだ。

「お金」のしつけ (PHP文庫 あ 36-1)

「お金」のしつけ (PHP文庫 あ 36-1)

子どもにどうやって金銭感覚を身につけさせるか。お小遣いをどう管理させ、使わせるか。貯金するよりも上手に使うことを覚えるほうが重要で難しい。お小遣いの与え方、使わせ方、小遣い帳のつけ方など、ほぼ共感でき、ほぼ実行していることが多かった。お手伝いとお小遣いを連動させるかどうかの考え方には多少差があるが。

最も大切なのは、子どもと話し合ってどうするかを整理して取り決めること。そして、それを忘れないで守ること。決して場当たり的な反応・行動にならないようにすること。これが思いのほか難しい。ちゃんと話し合って取り決めるというのは割合習慣化しているのでよくやるのだが、日々生活しているとだんだん色あせて?うまく続かなくなったり、どういう経緯でそう取り決めたのかを忘れてしまい、その場で適当に判断してしまいがちなのだ。

場当たり的な反応を返すと、子どもはそれをよくわかっていて、何度もそこを突いてくるようになる。ポリシーはつくったらちゃんとメンテナンスして守らなくてはね。親の姿勢が問われることなのだな。